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―なぜ「働き方改革」が必要なのかー 改めて考えてみませんか

令和5年2月16日(木)オンラインセミナー「会社と社員のミライを拓く 男性育休応援セミナー~男性育休100%の事例から~」を開催します。

講演を行っていただく新潟県の企業、株式会社サカタ製作所 代表取締役社長の坂田匠さんから講演に先駆けてメッセージをいただきました。

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―なぜ「働き方改革」が必要なのかー 改めて考えてみませんか

「地球温暖化に代表される環境破壊を食い止め世界を救う」
・・・というと突拍子もない事を、と思われるでしょう。

地球上には現在約80億人の人類が存在しています。
毎年約1億人ずつ人口が増加しています。
今の人口を維持する為に必要とされる地球の数は1.7個です。
全人類がアメリカ人と同じ生活をする為には5個、日本人と同じであれば2.8個の地球が必要です。
1.7個との差は、地域、貧富格差となり様々な形で紛争の原因となっています。
人口が増え、紛争が鎮まることは必要とされる地球の数が更に増えるという事です。
一つしかない地球と必要とされる地球の差が環境破壊という形で人類に重くのしかかっているのです。

しかし人類には希望があります。それは日本です。
日本は中国のように強制されることなく自然な形で少子高齢化を迎え人口減少が進んでいます。
良くない事は少子化が速すぎて社会体制と国民意識の変化が追い付いて行けないという事です。
「働き方改革」はその速度を緩やかにし社会全体が無理なく追従が出来るようにすることなのです。
世界人口は100億前後でピークを迎え、やがて減少していきます。
いま日本で起こっている事が世界規模で発生します。
日本は少子高齢化・人口減少という国難を克服し、世界の危機に対する範となるのです。

「先行き不透明な時代」と言われ続けて久しいですが、
有史以来人類の歴史において「先行きが透明」だった時代は一瞬たりともありません。
しかし、現在ほど「先行きが透明」で、進むべき道が明確な時代は経験がありません。
これほど分かり易い時代にいながらまだわからないとか行動を起こせないのであれば、それは環境のせいではなく自分自身の問題であります。

新潟県長岡市の辺境の地にある金属加工の中小企業(株)サカタ製作所。
所在地と業種に魅力がない企業の「働き方改革」。
きっかけと行動・成果、現在進めている事、近い将来の姿、未来に期待している事をお話ししたいと思います。
企業は小さな社会です。その小さな社会が起こす「改革」は地域社会を変え、やがて日本を動かし世界に影響を与える存在になると信じています。

坂田 匠さん(株式会社サカタ製作所 代表取締役社長 )
1960年新潟県生まれ。大学卒業後、ロボットシステムを開発する企業へ入社し経験を経て、1985年にサカタ製作所に入社。
営業部門の陣頭に立ち、国内のマーケットのトップシェア企業に成長させた。1995年代表取締役社長に就任し、大阪・東京に営業所を開設して営業力を強化。2015年から働き方改革に取り組み大きな成果を上げている。

「会社と社員のミライを拓く 男性育休応援セミナー~男性育休100%の事例から~」は、リアルタイムでのご参加のほか、オンデマンド視聴も可能です。ご希望の方は、札幌市男女共同参画センターHPの専用フォームよりお申し込みください。


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