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御教え

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金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
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2020年10月の記事一覧

一心を返すな

一心を返すな

一心を返すな。病がついて返るぞ。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-25

おはようございます。

一心とは一生懸命ということであると共に、神様と一つ心という意味でもあります。
神様と心を同じにすることが信心です。

・人が助かるように
・天地の御恩に報いるように
・わが身のことはできるだけ始末をして
・腹を立てないように
・難儀に負けなず、難儀がおかげになる絶対信

一心の内容は色

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一心の起こり冷めをすな

一心の起こり冷めをすな

一心の起こり冷めをすな。病気がついて、起こり冷めをするぞ。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-24

おはようございます。

ここで言われる「一心」とは一生懸命になることと思っています。
三日坊主のわたしには耳に痛い御教えです。

「信心はとかく地を肥やせ」につながる御教えと頂いて、地力(じりき)をつけて80%くらいの力で生きていきたいと願っています。

悟るべし

悟るべし

日乃大神のお照らしを受けずば、地におることもならぬものぞ。悟るべし。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-23

おはようございます。

太陽光を体に浴びることがどんなにいいことで、だからこそ人もすべての生き物もこの大地に生きていることができます。

それは言うまでもないことですが、これはそのことだけを言っているのではなかろうと思います。

*

太陽は科学的分析の対象ですが、日乃大

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疑いを去るべし

神は声もなし、目にも見えず、疑わば限りなし。恐るべし。疑いを去るべし。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-22

おはようございます。

よく言われることですが・・・。風そのものは目に見えません。木々の葉っぱや草花が揺れたり、体に当たるので、風のあることが分かります。

神様も同じです。

物のおかげ・事のおかげを頂いて分かります。
なんでもないことでもありがたいなあと感じることで分

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天地のごやっかいに

天地のごやっかいに

生きても死にても天地のごやっかいになることを悟るべし。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-21

おはようございます。

人が生きていくためには、空気・水、食物、夜具、手洗いがなくてはなりません。

これらは皆、天地が用立ててくださったものです。
お手洗いですませたものは、結局は天地によって浄化されていきます。

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生きても死にても

生きても死にても

生きても死にても天と地とはわが住みかなり。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-20

おはようございます。

このお道は生死を貫いておかげを受けることの道です。

わたし達は死んでこの肉体がなくっても、すべてがなくなるわけではありません。母のおなかに宿ると同時に神様から頂いた魂が残ります。その魂は、この天地の中で霊としての働きを続けていくことになります。

霊は、後々の者が拝み、心

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世に二つなき

世に二つなき神の教えの真の大道を知らぬこと。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-19

おはようございます。

人が助かることをいつも、どんな時にも望んでおられる神様。そのためには時として奇跡的な働きも起こされる神様。

その神様は、人の心のありよう一つで現れます。人の心を通してでないと現れることができません。

こんな神様は世に二つとないと言われます。

神の教えの直々の大道

神の教えの直々の大道

ただ一つの神の教えの直々の大道を知らぬこと。

 金光教教典
 324頁
 佐藤範雄
 21-18

おはようございます。

このお道の御教えは神様と教祖様とのあいよかけよの関係の中から生まれたものです。

そのことを「直々の」と表現しておられます。

御教えには、神様から教祖様への直接のお知らせと、教祖様が参拝者のお取次されたものとがあります。

「あいよかけよ」については、どこかで詳しく述べ

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人の欲情を見て

人の欲情を見て

人の欲情を見て、わが身に欲情を増すこと。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-15

おはようございます。

辞書を見ると「欲情」とは、あれが欲しい、これが欲しいということだと分かります。

この20年ほどで、携帯電話、スマホが当たり前の時代、社会的インフラとまで言われるほどになりました。

わたしはそういうものが欲しい質(たち)です。
新しい製品が次々と発売されますから、ついつい今度

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時節

時節

時節を待たず、物事を急ぎ、苦労すること。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-14

おはようございます。

勉強ができるようになる。
物事の道理が見えてくる。
人の助かる働きができるようになる。

こういったことはすぐにはできません。人が育つには時間がかかります。その時間を祈りながら待つことを時節を待つと言います。

わが力をたのみ、急いで何とかしようとするとうまくいきません。かえっ

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みだりにわが口に任せ・・・

みだりにわが口に任せ・・・

みだりに、わが口に任せ、不浄汚れを犯すこと。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-13

おはようございます。

不平・不足・愚痴・不満・人の悪口を言うな、ということです。

「今日は暑いなあ」「今日は寒いなあ」「今日は雨か」・・・。
言いたいことは次々と出てきます。

でも、言わない。

*

本当に至らぬながらですが、その稽古をしてきて次第に分かってきたことは、言わずにいると

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わが心に任せ、みだりに・・・

わが心に任せ、みだりに・・・

わが心に任せ、みだりに不浄汚れを犯すこと。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-12

おはようございます。

欲しい
惜しい
憎い
かわいい

この四つの心を金光四神様は問題にしておられます。
「かわいい」というのは、わが子どもばかりが、わが身内ばかりがかわいいということです。

*

旅館に泊まると大変なご馳走が目の前に並ぶことがあります。
その種類と量に圧倒されます。

大変

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信の心を参れよ

信の心を参れよ

神参りをするに、体ばかりを参るより、信の心を参れよ。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-10

おはようございます。

お酒を飲んで大話(おおばなし)をしながらお参りしても、それは、体はお広前に向かっているかも知れませんが、心が神様にあるとは言えません。

今日13日は函館親教会への参拝日です。
今、函館に来ていますが、お参りする時はいつもこのことを思います。

お参りさせていただ

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信心をして、生きて家業を

信心をして、生きて家業を

信心をして、生きて家業を勤めい。家のためなり、皇上のためなり、国のためなり。

 金光教教典
 323頁
 佐藤範雄
 21-7

おはようございます。

江戸時代は家ごとに仕事が決まっていましたから「家業」ですが、今は自分がしている仕事、手元足下の仕事と考えていいと思います。

それが家のためにも、天皇陛下のためにも、国のためにもなるということですが、手元足下の仕事こそ世界につながっていると頂い

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