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J1に居続けられるのは「簡単に負けないチーム」だけ | J1リーグ第9節
強豪相手に貴重な勝ち点1獲得
快勝をおさめたルヴァン杯から中2日。J1リーグ第9節はホームにサンフレッチェ広島を迎えた。広島は前節終了時点で勝ち点16の2位、対するコンサドーレは勝ち点5の19位。昨年はシーズン3位で終えるなど、安定して上位に位置するクラブを相手にホームアドバンテージを生かしながらいかに戦うかが鍵であった。
スタメンは直近のルヴァン杯から総入れ替えし、現状のベストメンバーで臨む陣容となった。トップにはMF駒井 善成を配置し、いわゆる“0トップ”の形で挑む。
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先制したのはコンサドーレ。前半10分に左サイドでボールを持ったMF浅野 雄也からパスを受けたMFスパチョークがペナルティエリア手前中央から右足を振りぬくと、シュートは相手DFに当たり軌道が変わってゴールイン。スパチョークはリーグ戦今季初ゴールを記録した。ラッキーな形ではあるが、浅野とスパチョークの流動的なポジション取りが生んだゴールだった。また、強豪相手に先制点を取れたことが勝ち点奪取につながった。
しかし、後半5分に同点ゴールを許す。ペナルティボックス内で何度かクリアできるシーンが続いたものの、対処しきれず最後はこぼれ球を拾われ、ミドルシュートを被弾した。今回に限らず札幌の失点シーンでは、中途半端なクリアやクロス対応が仇となるケースが多い。わずかなミスも許されない自陣ゴール前でのプレーには、素早い状況判断とはっきりとしたプレーが求められる。こうした失点が続く限り、勝ち点は積み重ねられないと痛感した。
リーグ戦3試合連続負けなし。負けないチームから勝てるチームへ
試合は1-1で終了した。危ない場面も多かったものの、GK菅野 孝憲のビッグセーブもありなんとか勝ち点1を死守した。大局としては広島との力量差を感じる内容だった。とはいえ、強豪相手に引き分けたのも事実。2016年J1昇格から8年、厳しい状況でも簡単に負けないチームになりつつあると捉えることができるかもしれない。
これでリーグ戦3戦負けなし、公式戦では4戦無敗となった。開幕からの出遅れを挽回するためには強豪相手に負けないことはもちろん、勝たなくてはならない試合も多くある。負けないチームから勝てるチームへの成長を期待したい。次戦はリーグ第10節、ホームで湘南ベルマーレ戦を迎え撃つ。さあ、勝利への渇望を見せよ。
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余談:今年もスパチョークが躍動。不動のレギュラーに
昨季リーグ戦7ゴールを挙げたスパチョーク。今季も苦しいチームにあって獅子奮迅の活躍を続けていますね。すっかりコンサドーレに欠かせない戦力です。それだけにようやく今季リーグ戦初ゴールを記録し嬉しい限り。1トップにFW鈴木 武蔵やFWキム ゴンヒらが定着すれば、もっと選択肢を持ってプレーできるはず。いつもチームのために戦ってくれてありがとう。これからもコンサドーレの攻撃を頼みます。
引用・参考資料
札幌vs広島の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年4月20日) J.LEAGUE.jp
https://www.jleague.jp/match/j1/2024/042001/live#live/ (最終閲覧日:2024年4月22日)
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