ホームで先勝狙うも結果はドロー | ルヴァン杯プレーオフラウンド1stレグ
下位カテゴリー相手に悪癖繰り返す
6月5日(水)、ホームでルヴァンカップ プレーオフラウンド1stレグが開催された。ホーム&アウェー形式で行われるこのラウンドでは、カターレ富山(J3)と対戦する。
直近のリーグ戦3連敗と、どん底のチーム状況で迎えたこの一戦にはこれまで同様、若手主体のチーム編成で臨んだ。この試合は可変式4バックを採用し、2ボランチを敷く4-4-2のシステムで挑む。
今季何度目の失点パターンか。
試合は前半8分、左サイドの裏を突かれ失点。今季を象徴する2つの失点パターンを再演した。第一にDFラインが統率できず、裏へのケアがおろそかになること。第二にクリアで十分なシーンにもかかわらず、高い位置で相手に引っかけ、チャンスを与えること。
名指しで批判することは極力避けたいものの、DF中村 桐耶の対応は軽率すぎる。結果的にゴールに直結しなかった場面でも、同様の対応でピンチを招くシーンが多々ある。いい加減に修正してほしい。
結局、相手の枠内シュートはこのゴールシーンのみ。悪癖を繰り返したコンサドーレが勝ちをこぼした格好になった。
主力投入で猛攻を仕掛けるもドロー決着
コンサドーレは後半からFW菅 大輝とDF馬場 晴也を投入。決定機をつくるが、相手の粘り強い守備もあり決めきれない。後半41分、MF長谷川 竜也のクロスに相手DFが対応したボールがそのままゴールへ。公式記録によれば、長谷川のゴールが認められ、意地の今季初得点となった。
終盤に追いついたものの、残る時間はわずか。試合はそのまま1-1で終了した。アウェーでの対戦を残しているため、評価が難しい試合だったが、全体として決してポジティブなものではなかった。
ホームで先勝ならず。決戦は富山の地へ
ホームアドバンテージを活かせなかったコンサドーレ。総スコアで争うプレーオフラウンドの決着は、6月9日(日)富山でのアウェーゲームで決まる。
言うまでもなく結果が何より重要な試合。神経を研ぎ澄まし、高い集中力と強度を保ち、プライムステージ進出を勝ち取ろう。
引用・参考資料
「札幌vs富山の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年6月5日)」 J.LEAGUE.jp
https://www.jleague.jp/match/leaguecup/2024/060501/live/ (最終閲覧日:2024年6月6日)
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