お財布から数枚、バッと。
長く長くお世話になっているカメラマン、Cさんのお話。
両親より年上?(たぶん)の大巨匠。
とっても気さくな方(そしてこういう方は決まって謙虚ですよね)で
仕事でのちょっとした困りごとの相談も、
とても切り出しやすい方なんです。
ヘアメイクさんから聞いたお話。
とある撮影現場(ファッション系、たしか)で、
当時カメラアシだったTくんのファッションが
あんまりおしゃれじゃないよねー、ってクライアントさんが
ライトにお話しされて。
わたし買い物明日行くから、色々選んであげたいなぁ、って。
Cさんが、
「それはどれくらいお金があれば買えるんですかね?」
クライアントの方が、
「う〜ん。¥_____ くらいかなぁ?」
Cさん、ご自分のお財布から数枚お札を出して、
「これで明日買い物連れていってやってください。Tがおしゃれじゃないのはうちとしても困ることだし。是非お願いします」
って。
ここで読まれる方は、Cさんをもちろんご存じないので
ワタシの文章力ではどこまで伝わるかわかりませんが、
すごくないですか。
できることじゃない、ですよね。
いろいろ工作したり、自転車カスタマイズして市内走ったり
仕事では、ほんと現場和ませながら、でも、どんな仕事も真剣に
向き合ってくださる。
ワタシが尊敬するお一人です。
オムライス食べながら、ふと、思い出したエピソード。
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