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【第五話】念願の退職~2社目に入社~
退職を申し出る→退職に向けた準備をする
前の職場でも仕事を辞めたいと上長に伝えていましたが、かなり止められました。
あと少し耐えてくれればもう少し楽になるから
(今後、ドライブレコーダーが発達すれば過失案件でも揉めることは少なくなるとのことでした。※当時はドライブレコーダーは普及していませんでした。普及した今、どうなっているのかはわかりません…)続けていれば、いつか慣れて嫌でなくなる時が来るとのこと
また転職するのは難しいし、入ってからも待遇や給与面で良くない環境になるかもしれない。
など、言われて踏みとどまっていました。
今考えたら、新卒の私が退職すると、上長の評価に影響するというのが大きな理由だったと思います。
新卒3.4年目であれば、異業種への転職もしやすいし、ずっと同じ会社にいることが全てではありません。
ただ、新卒でまだ1社しか経験していなかった私は、その言葉をそのまま受け取って、「辞めたらダメなんだ、次決まったとしても環境が良いとは限らないから、このまま残るべきかもしれない。」と思っていました。
ただ、異動したことで少しだけ心の余裕が増えたこと、変わらず毎日モヤモヤと過ごしていたことから、転職活動をすることを決意。
一度、決意したことは最後までやり遂げるのが私の良いところ。
その長所が功を奏して、積極的に転職活動を進めることができました。
異動先の職場では転職したいことを伝えていたので、内定をもらえたらすぐ上長へ報告して、引継ぎなどに入りました。
自分の案件を先輩方に引き渡すので、申し訳ない気持ちになりましたが、先輩方は嫌な顔はあまりせずに引継ぎをしてくれました。
退職するためには避けられない道なので、ここは気持ちを強くもって、退職することを伝えたり、引継ぎを行った方が良いです。
申し訳ないという気持ちがあるのは、素晴らしいことですが、その気持ちのせいで自分のやりたいことができないのは、かなりもったいないです。
そして、ついに最終日!
顔から嬉しさがあふれ出ていたと思います。
それはもう、自分を精神的に追い詰めた仕事から離れられるわけで、嬉しくないはずがありません!!
嬉しいことに送別会もやって頂き、私の1社目での社会人生活は終了になりました。
有給は2週間いただきました。
その間は、一人旅をしたり、友人と遊んだり、ストレスがかからないように生活をしていました。
ただ、2週間もある休暇は、あっという間に終わってしまいました。
いよいよ2社目に入社!!
都会に出るのははじめてだったので、とてもワクワクしてました。
これからはキラキラしたOL生活が送れると信じていました(笑)
同業界への転職ということもあって、基礎知識はあったのでそれほど大変な思いはしませんでした。
人間関係はというと、最初のうちは仲良くするため歳の近い人たちと一緒にお昼を食べてました。
皆さんいい人たちだったのですごく安心。
ただ少し経つと内向的な性格が、全面に出てきました。
お昼くらい一人になりたい。
段々と一人で食べるように。
最初一緒に食べてた人とも一緒に食べることはしなくなりました。
今考えても私は、典型的な内向型なんだと思います。
でも、当時は内向型が悪いことだと思っていたので、「また私、人付き合いが上手くできない、やっぱり自分だめだな」と落ち込んでました。
人間関係は、1社目と同様、良かったです(最初は、、)
わからないことを聞いても親切に教えてくれて、大丈夫?と声掛けしてくれたり優しい方が多くて安心してしたのを覚えてます。
保険事務以外にも、マニュアルや会社案内のパンプレットを作成したりと、社会人5年目にしてはじめて仕事が楽しいと少し思えるようになりました。
仕事にも慣れたころ、もう一つの課題だった、プライベートの問題、つまりは『結婚』です。
2社目に入社する前から、都会のお金持ちと結婚して、寿退社することを夢見てました。(笑)
幸せになることを目標に婚活に励むことに。。
続きは次回から。
次回は婚活地獄を振り返ります(笑)
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