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保護猫カフェに行って来ました!

北九州市市民活動サポートセンターのいちろーです。
先日、NPO体験事業の受け入れ団体に手を挙げていただいた
特定非営利法人日本アニマルケースワーカー協会が運営する保護猫カフェに行ってきました。

NPO体験事業についてはコチラをご覧ください。

特定非営利活動法人日本アニマルケースワーカー協会について

高齢者のペット飼育をサポートすることを目的として2017年に設立し、ペットを飼養する高齢者の家族や高齢者、福祉従事者に対して、ペット飼養に必要な知識の啓蒙活動事業、緊急時のペット相談窓口設置や受け入れ機関設置などのペットサポート事業を本業とする傍、保護猫カフェ犬猫譲渡会の運営を行なっています。

アニマルケースワーカーとは

団体の名称となつている、アニマルケースワーカーとは、病気や高齢、貧困で生活に困っている人々に対し必要な支援を行うケースワーカーと同じように、不幸なペットを増やさない為に様々な提案や取り組み等の飼育サポートを行う人をアニマルケースワーカーと呼ぶそうです。

団体のウェブサイトはこちらをご覧ください。

代表の西原さんのブログはこちらをご覧下さい。

保護猫カフェもりのねこさん

北九州市門司区の旧門司高校の門高坂を登って東の急斜面を更に登った先にあります。
カフェの正面には、昭和の映画スターなど著名人も宿泊した国登録有形文化財の門司港涼山亭(旧丸山山荘)があり、かつては九州の軽井沢と言われ親しまれた場所だそうです。
そう言った場所柄なのか、カフェも元別荘とのことで意匠を凝らしたなかなか趣のある佇まいです。

お店の案内です。

応援入場料として1時間600円いただきます(別途1ドリンクオーダー制)

床や壁は団体のスタッフさんやボランティアさんのDIYで修復。
元別荘ということで出窓の意匠、ステンドグラスは当時のまま。
内縁の窓ガラスに使われたすりガラスや型ガラスの細工など味わい深いですね。
興味津々なネコ、警戒しているネコ、我関せずなネコ、性格も様々。
現在保護猫カフェでは75匹の猫を収容し、代表の自宅では更に25匹収容しているとのこと。
本市の愛護センターの収容数をはるかに上回る数が収容されているそうです。

犬猫譲渡会について

保護猫カフェの他にも、毎月第一・三日曜日と第四木曜日に小倉城とリバーウォークの間のお堀で開催しています。(夏季は中止。10月より再開)
その他にも若松イオンなどでも随時開催しているとのことです。
また、11月下旬に開催予定の北九州動物愛護フェスティバルにも参加する予定とのことです。
譲渡会について気になる方は、是非お越しください!

団体設立の経緯について

団体設立の経緯について代表の西原さんにおたずねしました。
ご両親は犬猫の里親になるなど、子供の頃からペットに囲まれた生活を送り、ペットシッターの講師やペット用品の販売など自然とペットに関わる仕事に進んだ西原さんですが、あることがきっかけで団体の設立に思い立ったそうです。
そのあることとは、10年ほど前のことだそうですが、市内でミニチュアダックスフントが大量に棄てられ、動物愛護センターに収容される事件がありました。
その事件をきっかけに動物愛護推進員となり動物愛護活動を続ける中、ペットを飼育する高齢者の様々な問題に気づき、団体設立につながったとのことです。

またミニチュアダックスフントが大量に棄てられたとのこと・・・

西原さんのお話しを伺い、たくさんの猫さんに囲まれ、猫大好きな私にとって至福の時間を過ごさせてもらいましたが、その数日後、またショッキングな事件がありました。
ペットを可愛がるだけではダメ、飼うにはそれなりの覚悟も必要・・・動物愛護問題について深く考えさせられました。

遺棄事案の疑いがあるミニチュアダックスフントの保護について

絶賛募集中です!

動物好きな方、保護猫カフェなど動物愛護活動に関心のある方、日本アニマルケースワーカー協会さんの活動を体験してみませんか!

NPO活動体験に是非ご参加ください。
お申込みはコチラ!

他にも受け入れ団体がございますので、希望にあった体験ができると思います。
気になる方はサポセンまで是非ご連絡ください。

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