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ペット同行避難訓練のこと。。。。
北九州市市民活動サポートセンターです。
今日は、以前からとりあげさせていただいているNPO法人ALL OK の
ペット同行避難訓練の実験?の会 にお邪魔してきましたので、その様子をお届けします!
場所は、福岡県営中央公園の駐車場の一角をお借りしました。
ALLOKでは毎月第二土曜日に「わんわんごみひろい」と称して、中央公園管理者との協働でイベントを実施しています!
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また、市危機管理室の協力もあり、各区役所にあるゲージもおかりできました。
本当にペットを連れて避難することになった場合、このゲージに入らなければならない可能性もあるので、ちょうどよかったです!
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検証① わんこ集合!
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これが最初の関門でしたね・・・・どうなることか…って感じでした。
吠える 吠える また特に屋根がある駐車場ですから、響くし、これが避難所で、犬嫌いの人がいたり、小さな子どもがいたりすることを考えるとなかなか連れていくのを躊躇してしまう方もいるでしょうね…
トレーナーの方からは対処法(抱き方、首輪の握り方、犬の視界)などのアドバイスをいただきました。
ちょっとしたことで大人しくなるわんこもいてびっくりでした。
検証② 書類記載
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避難所では、想定される避難所に行っての書類の記入です。
犬と犬の距離感って大事ですし、かなりばらけて記載してもらってなんとか・・・どこにでもある長机だけだと書けない感じもありました。
二匹連れてたりしたらまた大変ですね・・・二匹連れてた方はトレーナーの方の援助を得てなんとか…という感じです。
検証③ ブルーシートの上を歩く
避難所で想定されることとして、避難所に敷かれているブルーシートの上を歩かせてみるという訓練です。
これはもっとできないかと思ったのですが、意外とみんな何とかできていました。
ただ、距離が近いと歩くよりも横にいる犬が気になってしょうがない感じでしたね。。。笑
犬と犬の距離感や飼い主の立ち位置で視界をうまく遮る方法などトレーナーの方からのアドバイスもあり、ほとんどわんこは問題なくこなしていました。
検証④ ゲージに入ってみる
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これはわんこによって、全然違いますね・・・
おやつにつられてはいる子もいれば、頭だけ突っ込んでおやつをもらう子がいたり、絶対に入らない子もいました。
ここで事件発生!
一匹のわんこは後ずさりし、飼い主が前に引っ張って入れようとしたところ…
ハーネスが抜けちゃいました・・・かなりヒヤッとしました。
場所が道路に面したところじゃなくてほんとに良かったです。
トレーナーの方によると、
後退りするて抜けやすいので、やはり、首輪は必要ですし、後退りするならそこは一緒について下がってあげることも必要との事。
また、ゲージ入口の段差がちょっとした障害になるのと、ゲージが金属製なのもあり、一歩踏み込むと音がして、すぐに前足を抜いてしまうこともあるようです。
これは日頃からゲージに入り慣れているかどうかが重要なようです。
布製のゲージ?みたいなものだと全然気にせず入ることができる子もいました。ゲージ内にタオルのような敷物があればまた違うような気もしました。
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検証⑤ マイクの音!
慣れるまで犬達は落ち着きませんでしたね…
また、ハウリングするキーン!って音にはやはり過剰に反応していました。
避難所では、こういう事も考えられるんですよね…😅
まとめ!
だいぶ簡単ですが、そんな感じでペット同行避難訓練の検証が行われました。
私は、この分野は、素人なので、一つのイベントとして見たときに気づいた点を。。。(勝手に振り返り!笑)
① 知らない人がみて、何やってるかわからないので、看板とか幟みたいのがあると、周りの人も興味もってもらえるかもしれませんし、啓発につ
ながる。
② 犬の距離感は重要なので、避難訓練をおこなうときは、それなりの広さの確保が必要。立地条件も大切で、公園の隅っことかで道路にすぐ犬が
出てしまう危険性がある場所は避ける必要がある。
③ 吠え対策は絶対必要! 1ラインごとに目隠しがあるとよい。
卓球の防球ネットみたいなやつがあるとよいかも。
④ 犬も慣れてくるとよいのですが、あんまり吠えるとやはり近所迷惑になるため、実施する際は周囲の方に事前にお知らせしておくことは必要。
⑤ 参加者にはいろんな気づきがあったことで、今後のペットとのかかわり方を考える機会になっていたと感じました。
今後、NPO法人ALLOKでは、今回の経験を活かして、ペット同行避難訓練の在り方をカスタマイズし、各所で実施していく予定とのことです。
自分の地域でやって欲しいとか、参加してみたいという方がいらっしゃいましたらサポセンにご連絡いただければ繋げられますよ!
サポセンとして
実際に法人さんがやっていることを現場で見せていただくのは非常に勉強になりました。(偉そうに、上記のようにきづいたところも後で伝えさせていただきました…)
今後も市内のNPO法人さんの活動にはちょこちょこお邪魔していきたいと思います!
また、今回は、市危機管理室の担当係長にも現場に来てもらい、こういう取り組みがあるということ知っていいただく機会につなげることができました。
NPO法人の活動を行政職員に知ってもらうことは、重要なことだと考えており、そこをつなぐのが、我々のミッションでもあるのでほんとによい機会になりました。
(文責:イノ)
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