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みんなのてらこや(NPO公益活動支援事業採択事業)

北九州市市民活動サポートセンター(サポセン)です。
今日は、一昨年の「NPO公益活動支援事業補助金」のを活用し、現在も継続して活動されている「みんなのてらこや」についての紹介です。

子育て中の方にとってはすごくありがたいと感じる取組みですよ!

私たちの補助金って地域課題解決を目指す団体の新たな事業のスタートアップ支援のようなな立て付けになっています。
とはいえ、スタートしたはいいけど、継続できないっていうのは、補助金を出す方としてもそれはどうかな?って思いますから、そこ(補助金がなくなったあと)が見えない事業に、補助金を出すのは、避けたいです。

ここでご紹介するのは、2年前にスタートして現在も着実に成果を上げながら継続していっている事業なので、補助金をつかってもらってよかったなって思っている事業です。

これから補助金の申請受付が始まりますので、ご参考までに最後まで読んでみてくださいね

服部さん

”みんなのてらこや”を実施されているのは、”地球交遊クラブ”法人はしていない任意団体です。
主催しているのは、サポセンで、専門相談員として活躍いただいている
服部祐充子さんです。

この方もまたパワフルで、地球交遊クラブって名前のとおり、国際交流、支援、フェアトレードに関する取り組みをはじめ、ドキュメンタリー映画の上映会、まちづくり活動のアドバイス、青少年の学習支援などなど、ホントに幅広く活躍されています。
ほかにもESD協議会でもご活躍していますので、環境教育なんかも活動範囲です。

毎月、第2,第4月曜日の夕方(17:00~20:00)にサポセンにいらっしゃるので、上記分野で活動を始めてみたいって思っている方。
活動しているけど壁に当たっている方など、気軽に相談に来てみてください。
いろんな事やりすぎててたまに話が思わぬ方向に行ってしまいますけど、それもまた、面白かったりしますよ!!

みんなのてらこや

補助金を使って作成されたリーフレットです!

事業の内容は、子どもの学習支援です。
『通常学習の充実』『受験対策』『進路相談』までやってます。
主な対象は、小学校高学年~大学受験希望者となっていますが
今は、もう少し下の世代も通ってきているそうです。

場所は、ココクル平野NPO法人わくわーくさんが運営している施設です。)とコムシティ(サポセンが入ってる施設)でやっています。

ココクル平野の方は、小学生が中心になっているようです。
コムシティの方は、中高生が中心みたいです。

特段何の勉強をします!
みたいにみんな同じことをやるわけではなく、それぞれが気になる科目やテキストをもってきて勉強し、わからないところや、勉強の進め方などを指導してもらうというスタイルです。

参加費はというと、最初は500円/月で始められていたみたいで…一時はほとんど取らずにやってだみたいです…笑
状況に合わせて対応されているみたいです。

ちなみに、今月から
小学生 500円/月  中高生 1000円/月
とされてるようです! 格安😆

お手伝いいただく講師の方のボランティア保険や会場運営にかかる経費としていただく予定とのことです!

親としては、勉強がすべてではないとは、思いますが、行く学校によって環境は全然変わってくるので、子どもの進学や進路ってすごく心配ですよね。
そうなると家庭教師をつけたり、塾に行かせたりってなるわけですが、すごくお金がかかりますよね…

そういったところでも格差みたいなもが生まれてくると思うんです。
みんなのてらこや”は、その名のとおり、誰でも通って良くて、そのあたりをカバーするという目的の事業で、親としては、すごくありがたい取り組みだと思います。

体験談?

我が家の次男も家で全く勉強しないので…お世話になることにしたんです。

中3になって、塾に行かせるつもりだったので、その前にちょっとだけ…ってつもりで服部さんに相談したらOKとのことだったので…

本人の感想は…
結構集中してできたよ!
って言ってました。
誘惑の多い自分の部屋から、大きく環境が変わったのも、授業という感じではないので、ちょっと気になっているところや、わからないところを自分なりに考えて準備して行くのもいいのかもしれませんね。

結局、最初は空きもあるとのことでトライアル的にお願いしたんですが、塾に行きだしてからも引き続きお世話になっています。
本人も全然負担なく通わせていただいています。(気に入ってるんだと思います。)

現在の状況とこれから…

ココクル平野の方は結構、子ども達も増え始めているということです。
昨年度は、ちゃんと希望校に進学した子も出てきているということでした。
着実に成果が生まれていて、補助金を出した方としてもすごく嬉しいです!

補助金を出すってことは、私たちも応援してます!っていうことなんですよね。
だからそれなりに責任はあると考えています。

委託業務とは違うので、動かすのは、申請された団体でやってもらう必要があるのですが、その事業がうまくいくようにアドバイスや広報のお手伝い、フォローアップも当然やっていかないといけないとは思っています。

今回ご紹介した事業については、ほぼ何も私たちがやらなくてもよかった事例ですし、各所から参考に話を聞かせて欲しいというような、問い合わせも入ってきているとの話も聞いていて、よい成功事例となっているようで、すごく安心しています。

イノ

若干ですが、まだ空きがありまーす!

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