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さぽのよる会~6月の報告~

サポセンのイノ2です。
6月25日に開催した「さぽのよる会」の報告です。
今年も梅雨の季節が到来しましたね。
私の記憶だと10数年前までは、何年かに1度大雨が降るときに、数十年に一度の大雨に警戒!なんて報道されていたと思います。
今となっては毎年のように各地で被害が発生するような大雨が降るようになってしまいました。
これも地球温暖化の影響を受けて海面温度の上昇など様々な原因があるんでしょうね。
このままだと気温40℃超えも当たり前になり、日本は亜熱帯地域から熱帯地域になりそうです。
みなさんくれぐれも熱中症には気を付けて体を大事に!

今後のよる会の方向性

さて、今年の3月のよる会の記事でも触れましたが、今後のよる会の方向性のご報告からさせていただきます。

3月のよる会で今後の方向性を議論させていただき、4月のよる会に方向性をフローにして示しました。その結果、今後は広くトークテーマを募集し、応募があれば開催日を調整して開催することとなりました。

よる会 開催フロー(案)

トークテーマ募集

今後の方向性も決まったところで、早速よる会のトークテーマ募集を開始。
NPO法人や市民活動団体の皆様には5月下旬にお手紙を送付しておりますので、ご確認ください。
下記ページでもトークテーマを募集してますので、応募お待ちしております。

トークテーマ決定

募集を開始したところ、すぐにNPO法人光楽園の尾籠氏から早速トークテーマの応募をいただきました。
テーマは「不登校児支援の多角的交流」
北九州市ではすでに2000名を超える不登校児が存在し、その子どもたちや家族を支援し諸問題の解決を図っていくためには、学校や関係機関のほかにフリースクールや子どもの居場所づくり、学習支援、家族支援等に取り組んでいるNPOや市民活動団体の連携が必要と考えている。
そのため、まずはこのよる会で今回の課題に向き合っている団体と意見交換・情報交流をしたいとの思いで応募してくれました。

よる会当日

トークテーマを応募してくれた尾籠氏から
1.不登校児及び支援の状況
2.光楽園の取り組み
を紹介していただき、そこからは参加者のみなさんで意見交換の時間です。

意見交換で出た意見をいくつか紹介させていただきます。
〇子ども食堂や学習支援、子育てに関する相談事業などをしているNPO法人からは、地域の町内会長などを引き受けているが地域から子どものひきこもりの情報は入ってこない。当法人と繋がりが持てた子どもや家族は法人のHPを見たり、親の会や病院からの紹介が主になっている。

〇支援を開始するにあたり、スクールソーシャルワーカー(SSW)が中心となって行政や支援団体、地域と支援チームをつくって動くことが大事になるが、SSWの人数が少ない、SSWによって知識や経験の差があり、必要な情報や支援が当事者に行き届いていない。

〇支援の進め方はSSWのセンス、力量に依存しているため、SSWの成長を促すために過去の好事例の共有などができると良いのではないか。

意見は一部抜粋して紹介させていただきましたが、現場ではもっと様々な意見が出てきました。
尾籠氏も今回いただいた意見などは大変参考になり、有意義な会になったと感想をいただいております。
このテーマは一度限りで終わらず、また開催していく予定です。
今後は教育委員会の担当者なども会に参加してもらい、より踏み込んだトークができていけることが理想かなと思います。

今後のよる会

さて長くなってしまいましたので、このあたりで〆させていただきます。
冒頭にも今後の方向性に触れましたが、今後はトークテーマを募集してそのテーマに沿った内容を話し会いたいと思っております。
是非皆様からのトークテーマの応募お待ちしております。
今回のようにすでに取り組んでいることの意見を聞いてみたいや自分たちの活動内容についてアドバイスしてほしいなどもOKです。
これから新しい事業に取り組もうと思っているけど、どこから手を付けて良いかわからない。なども大歓迎です。
応募するか迷ったらまずはサポセンに相談してください。

それでは今日はこの辺で失礼させていただきます。 イノ2より。

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