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NPO法人運営のABC(特別番外編)やります!

おはようございます。北九州市市民活動サポートセンター(サポセン)です。
NPO法人のみなさんは、多くの方が事業年度を4月~翌3月に設定されていると思います。
そういう方々は、そろそろ総会の開催、事業報告書の提出時期になりますね…

NPO法人の設立をお考えの方には、

毎年の手続きとして、所轄庁への事業報告書(一式)の提出が必要です。
NPO法に規定されていて、NPO法人には事業年度終了後3か月以内の所轄庁への提出が義務付けられています。
提出が滞ってしまうと、過料が科されたり、法人認証が取り消されることもあります

というようなことは、ひととおり説明するのですが・・・・
意外とこれにめんどくささを感じる方も多いようです。

おそらく、よほど数千万単位の大きなお金を動かしている法人さんではない限り、基本さえ押さえれば、そんなに難しいことはありませんし、
公認会計士の方等に依頼せず、自分たちで作成している法人の方々が大半です。

所轄庁として…

北九州市で活動するNPO法人の所轄庁は基本的には(いろいろ規定がありますので、詳細説明は省きます)、私たちになります。

そして、私たちを通じて事業報告書は、公開され、市民のみなさんに活動状況を確認いただくものとなります。

全国的にこの事業報告書に対する姿勢は所轄庁によって様々あるようで、
提出を受ければ、間違いがあってもそのまま公開する。
というところもあれば、
しっかりできるように指導をしていく
というところもあるようです。

前者の考え方は、
NPO法には、NPO法人の活動は、市民が監視するものであるとの理念があり、行政が細かく修正等を指導するなどしてキレイな書類に整えてしまっては、そのNPO法人の本来の姿が見えないのではないか?
その結果、ちゃんとした書類を提出(公開)しているから、信用できると考え、仕事を依頼したのに… みたいなことを避ける
というようなことを視野に入れての判断ともお聞きした事があります。

紆余曲折ありながら、現在、北九州市では、前述の二者の中庸なところを方針として採用しています。
当然、必要な書類はすべて提出いただかなくてはなりませんが、中身の間違いに対して、修正をお願いするところ、このまま受け取りつつも、指摘のみさせていただいて、翌年度以降の改善をお願いするところ
それぞれポイントを絞った対応をさせていただいています。

中間支援機関として・・・・


私達は、北九州市で活動するNPO法人のみなさんには、やはりキチンとした書類を作成できるようになって欲しいと願っています。

余計なお世話!って言われるかもしれませんが…

私達は、それがNPO法人のみなさんのためであり、その法人の信用度に関わるため、中間支援機関としての立場からすると、そこを支援することも必要なことだと考え、提出いただいた報告書は丁寧に内容を確認しています。

たまに細かすぎ!ってお叱りを受けることもありますが…😅
そこはご理解をお願いしています…

事業報告書作成のためのセミナー
「法人運営のABC(番外編)」

というわけで、サポセンでは、「事業報告書の作成」に特化したセミナーを開催します!

昨年度まで12月くらいに開催していたセミナーだったのですが、
いくつかの法人さんからの作成時期にも開催を・・・・というリクエストにお応えして、

令和4年5月12日(木)
にやっちゃいます!
詳しくは下記をご参照ください!

初めて事業報告書を作成される方!
報告書作成に苦手意識をお持ちの方!
これからNPO法人を立ち上げるので、事前に知っておきたい方
などなど…

実際に書類を確認する担当職員
   丁寧に!
 やさしく!
 わかりやすく! 
を心がけ、我々がチェックしているポイントなどもお話しします!

市内でサポセンは中心地(小倉)にないので場所が遠い!って方のために、
オンラインでも聞いていただけるようにします!

では、みなさんお申込みをお待ちしてます!
(文責:イノ)
https://www.kirakirakitaq.jp/detail_news.php?ID=446


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