バレンタインデー

昨年のバレンタインデーはコロナ流行でオンライン授業になってしまって、人生で5回しかない(高3は受験真っ只中のため除外)貴重な思春期のイベントの1回が潰れてしまったわけですが、今年は学校がありました。男女共学校のバレンタインデー。中高一貫男子校だった私にとっては「ときめきメモリアル」でしか知らない甘美な世界、秘密の花園、サンクチュアリ。

<女子からチョコ🍫もらえた?
<うん、幾つか🙂
<‼️‼️‼️‼️
<クラス全員に配ってた🙂

説明しよう。最近の女子中学生のチョコ事情は、女子同士で友チョコ交換がメインイベントで、余ったチョコがあればクラスの男子に配布することもある程度の重みしかないらしく、朝から男子がソワソワするような甘酸っぱい青春バレンタインデーは平成初期で終わっているそうですよ。

とはいえ、「アルワンにいる」だけでモテるという時代を生きながら、小4の初夏にアルワン昇格してから一度もクラス落ちせずに最後までアルワンを守り通した通称アルゼロの息子氏は全くモテなかった。「アルゼロでチョコゼロ」で韻が踏めるね!って喧しいわ!という小学校時代を送った息子にとっては、余剰チョコでも全員配布のギリチョコでも、貰えただけで進歩なのです。これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、息子にとっては偉大な飛躍である。©️Neil Alden Armstrong


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