東進の数学特待生選抜試験

というわけで、選抜試験を受けてきました。>2月某日

選抜試験に臨む前に算数の最低限の勘は取り戻しておきたかったので、リハビリも兼ねて休講中の前期にマイページで配布されるも印刷しただけで手付かずになっていた「数学特別演習」を試験前の数日間、1日1セットずつ解きました。易しめな未知の問題でウォーミングアップのつもり。

結果は「合格」でした。小学生として受ける選抜試験はおそらくこれが最後。最後を白星で飾れて良かった。難度は同教材よりも少し難しいレベルだったそうです。単科「思考力」よりは易しかったらしい。

問題は回収されるので息子の記憶ベースですが、試験問題は「算数の思考力を問う問題」大問8個構成、大問1個につきB4の解答用紙(縦)を1枚使用、解き方の途中経過を書く形式だそうです。指定校の子は途中経過の書き方は志望校別対策でやっているので戸惑うことはないでしょう。形式よりも長い制限時間に戸惑うかもしれません。中学受験は長くても1科目60分ですからね。

問題は回収されて答案も返却されません。合格基準点は不明ですが、ガイダンスによると今年の合格率は4割弱、開成で5割、筑駒で7割と言及されていました。算数が得意な子ならば勝負になると思います。

数学スーパーエリートクラスは、中学2年終了時までに数学Ⅲを終わらせるという超アグレッシブなカリキュラムになっています。鉄緑会よりも1年以上早いし、鉄緑会以上に猛スピードで飛ばすことで有名だった青山数学教室(すでに閉鎖)よりも半年ほど早い。とはいえ、一周目は教科書レベルを通して全体を俯瞰できるようにするのが目的なので、各単元の負荷はそれほど大きくなさそうな感じ。

東進は過去に収録済みの映像授業を自宅で見て自由に進めていく方式なので、中学入学前のこの時期にすでに中学数学が終わってしまった子もいるそうです。校舎の担任も「入学式までに中学数学の全範囲を終わらせましょう」と鼻息が荒い。息子はマイペースにのんびりやっていますが。

画像1

のんびり進行の原因は明白、数式の展開がとにかく遅いこと。理屈は理解してても身体に染み付いていないので「考えて」数式を展開していくから時間がかかる。式変形は掛け算の九九のように「反射で」できないといけない。私みたいに小学校低学年で対数関数まで進めるのは時間の無駄ですが、連立方程式まではサピに行かせる前に公文式でやっておけばよかったな。


にほんブログ村に参加しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?