孤独は寂しい?
未曾有の事態の中、私は人生のターニングポイントに立たされている。真っ白なESを目の前にして、なりたい自分や欲しい未来のことについて考えた。
どんな仕事に就いて、どんな大人になるにせよ、私には守りたいものがある。それは
ひとりの時間
である。
私の夢はひとり暮らしをすることである。こんな些細なことでも「夢」にできるほど、ひとりであることは私にとって大切だ。
自分で選んだ家具に囲まれて、自分の好きな映画や本、音楽に浸りながら自分が好きな飲み物で温まる。
自分で作り出した空間で、自分自身のリズムを刻みながら残りの人生を過ごしていく。これ以上幸せなことはない。
もちろん、人との関わりを完全に断つのは寂しい。
しかし、誰かを受け入れていくためにもひとりの時間は大切なのだ。ひとりの時間の空白は、自分の内面世界を豊かさで埋めるためにある。
ありがたみが分かるくらいの人付き合い
人間関係に深入りしすぎず、常に心のどこかで人恋しさを感じるくらいの距離感を保っていた方が、周りの人を大切にできる。誰かとたわいのない話が出来ただけで、今日が幸せになる。
だから、私は一人で自分と向き合う時間と、誰かと一緒に過ごす時間は7:3ぐらいが丁度いいと思っている。
自分自身と向き合わないかぎり、空っぽなままで生きていくことになってしまう。だから私は、ひとりの時間を大切にすることが豊かな人生を送るカギになると信じている。