「白昼」
時間が過ぎるのではない
人が過ぎ去ってゆくのだ
幾重にも折り重なる歩道橋の上はいつでも
足 足 足によって踏み拉かれる
掠れた輪郭の悲鳴で 溢れている
日常は
そこに在った
その言葉が内包する怖ろしいほどの矛盾に
誰もが眼をつぶったまま
―――詩集「胎動」より
よかったらサポートお願いいたします。いただいたサポートは、写真家および言葉紡ぎ屋としての活動費あるいは私の一息つくための珈琲代として使わせていただきます・・・!
時間が過ぎるのではない
人が過ぎ去ってゆくのだ
幾重にも折り重なる歩道橋の上はいつでも
足 足 足によって踏み拉かれる
掠れた輪郭の悲鳴で 溢れている
日常は
そこに在った
その言葉が内包する怖ろしいほどの矛盾に
誰もが眼をつぶったまま
―――詩集「胎動」より
よかったらサポートお願いいたします。いただいたサポートは、写真家および言葉紡ぎ屋としての活動費あるいは私の一息つくための珈琲代として使わせていただきます・・・!