2009年10月07日(水)
重たげな空が広がっている。いつ雨雫が落ちてきても不思議じゃない。私は試しにベランダから手を伸ばしてみる。まだ今は落ちてこない。でも、いつもならすっきり見渡せる向こう側の景色が、何となくけぶってみえる。
街路樹が風に煽られ、裏の白緑を見せ翻っている。風の向きのせいだろう、今のところベランダにその風は吹きこんでこない。一応支柱を立てておいた。台風がもし本当に来るなら、今の薔薇たちにはまだ支柱が必要だ。
夜、途切れ途切れ目覚める。そのたび、耳にはココアの回し車の音が響いてくる。毎日