2005年03月13日(日)
目を覚まして時計を見たとき、呆然とした。こんなに眠ってしまったのはどのくらいぶりだろう。それでもまだ、体は眠りを欲している、私は、布団にさらに沈み込もうとする体を無理矢理引き剥がして起きあがる。済ませなければならないことがたくさんある。一口パンを齧り、薬を飲む。またパニックでも起こして済ませるべき用事を忘れてしまわないように、一応紙に書いて、冷蔵庫に貼りつけておく。
溜まっていた洗濯物を干しながら、私は足元のプランターを何度も覗き込む。アネモネの葉の群れの中から、二つの蕾