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【修行】スパイスカレーに挑戦1回目(失敗と学び)

※今回は詳しいレシピは載せていません。家で挑戦する事にした経緯と、学びを書いています。※

大阪に30年以上住み続ける私は当然スパイスカレーが好きで、名だたるスパイスカレー屋さんには大体足を運び、OL時代は週3〜4位はランチでカレーを食べていた。なので自分のカレーの好みとか、好きなお店とか、そんなものは確立されていて、それで満足していた。

が、ある日夫がぽつり。
「家で美味しいスパイスカレーが食べたいなあ・・・」

「え、家で美味しいスパイスカレーが食べたいな??????」

スパイスカレーは店で食べるのが当然。あんな何が入ってるかよくわからん魔術師みたいな料理を家で作るなんて考えてなかった。が、夫が家で食べたいというのを聞いて私に何故か火が着いた。何故なら私は夫が大好き。夫の胃袋は私の物よ。

好きなお店いっぱい&勉強になる本


そして、私はまずカレーについての本を買い、スパイスについてあれこれ調べるところからスタート。不器用なりに料理好きな私は「これ(調味料)をこれ位(量)入れたらこういう味になるな〜」という感覚が染み付いているので、割とレシピを見ずとも感覚ですませてしまうこともある。しかし、スパイスカレーに関しては全くそれが通用せず、聞いたこともない様な単語や素材が続々と出てきて、それがまた私をゾクゾクさせた。(興奮)

そして梅田のNU+の神戸スパイスにいき、スパイスを調達。初めてのスパイスカレー作りに挑戦。

ここまで本気になると思っていなかった夫はすでに若干引いている。

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結論、1回目のチャレンジは
「雰囲気はかなりお店のスパイスカレー感を出せた。しかし、辛すぎた。そして何かしらの深みが足りない。」

作った内容

[カレー2種]
⚫︎鶏出汁カレー(鶏、玉ねぎ)
 使用スパイス:ホール(カルダモン、ブラウンマスタード、クローヴ、クミン)→パウダー(コリアンダー、カイエンペッパー、クミン、ターメリック)
 メモ:カルダモン様最強。カルダモンを贅沢に使うことでお店のスパイスカレー感に一気に引き上がった感じがした。そして皮ごと使えるの初めて知った。スッと清涼感のある鶏出汁カレーを目指していきたい。あと、他をあっさり目に作ったからこれにバター20g入れたのも良かった気がする。

⚫︎鯖ドライカレー(鯖、ししとう、パプリカ、トマト、ちょい玉ねぎ)
 使用スパイス:ホール(ブラウンマスタード、イエローマスタード、ちょいクミン)→途中でミントチャツネ→パウダー(カレー粉、ガラムマサラ)
 メモ:魚の臭み消しにはマスタードがいいらしい。ミントチャツネも初めて買った(神戸スパイスで購入)けど、ミントというより旨い辛味が最高だった。1瓶440円とお手軽(?)だしもっと有名でもいいのに。

買うまで味分からなさすぎて怖い


⚫︎米はマッタライス
 メモ:マッタライスとはスリランカのお米。かなりパサパサしているけど、噛みごたえがあって美味い。栄養価も高いらしく、お値段も高かったけど買って良かった〜すぐ茹で上がるのも便利。2人で200g位で丁度◎。

1キロ870円也



[副菜]
⚫︎ひよこ豆とココナッツのヨーグルト和え
 ・ひよこ豆とココナッツファインをヨーグルトで和えて、レモン汁と黒胡椒をかける
⚫︎トマト玉ねぎピクルス
 ・トマトを塩砂糖で水分抜き、玉ねぎはレンジでちょい加熱、トマトから出た水分は捨てて、白ワインビネガーで和える
⚫︎じゃがいもスパイス炒め
 ・じゃがいも+ターメリック、カイエンペッパー+油で炒める
⚫︎焼きパイナップルピクルス
 ・パイナップルを焼いて、白ワインビネガーで漬ける
 ※どちらのピクルスもカレーが油っぽいのでお酢のみで仕上げた。良。

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◾️良かった点
・出汁カレーとドライカレーの組み合わせは良い。肉系×魚系が◎。出汁カレーは辛味以外はかなり美味しく出来た気がする。
・作るのに3時間位かかるの覚悟してたけど、案外全部で1時間半で出来た。
・合いがけ2種+副菜3種のバランスはいい感じだった。さっぱりで酸味と甘味が効いたものが合う。

◾️反省点
・種類は調べて入れてみたが、パウダースパイスの量を目分量でやってしもた(大問題)
・ミントチャツネ味見して「むちゃうま!」となったのを良いことにこちらも目分量でやってしもた(大問題)
・レシピは色々みていたものの過信して結構自己流でやってしもた(自己流が楽しいから仕方ないね)

◾️次回に生かす点
・辛味(カイエンペッパーとミントチャツネ)を減らす
・もうちょっと味に複雑みが欲しい(解決方法は今後挑戦を繰り返すのみ)

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辛すぎて夫はやや体調不良に。(ほんとごめんなさい)
しかし、満足いかなかったので逆に火が着いたからまた頑張ります。

第2回に乞うご期待。

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