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2021.1.26 「本の虫」

ここ数日は、意識的に自分の時間を読書へと充てていた。気づくと仕事ばかりしてしまうのは仕事が自分の興味と直結しているためで、何の不満もない。むしろたのしい。ただ、昨年からあまりに仕事をしすぎていることに少し反省したのだ。生活に余白を増やしたくて仕事から離れる時間を作ることにした。

幼少期から本の虫だったので、やはり本を読む時間が取れると充足感を得られる。新しく出合う世界の新しい知識を脳が喜んで吸収していく。ああこれだ、と思う。よくこれまで我慢できたなとも思う。しかし、それだけ私を満たすものには代償もきちんとある。その代償がそこそこ大きいので産後は控えていたのだ。それは、本を読むのがやめられなくなるという代償。

私の本への集中は度を越している。電車で読んでいたら目的の駅に着いてもホームで読み続けて立ったまま動かなくなるし、お風呂で読んだらお風呂あがりにドライヤーをかけながらでも読み続けるし、とにかく本が手元から離れない。子どもの時は毎日下校前に図書室で新しい本を数冊借りて、待ちきれずに下校中に歩きながら読んでいた。
また、幸か不幸か三半規管が強く車中で読書ができてしまうせいで、キャンプ場に向かう山道でも、スペインやイタリアを横断する車中でも、ひとりだけひたすらに本を読んでいた。もしかしたら、ジェットコースターでも手に持つことを許されたら、読んでいたかもしれない。

さすがに今はそこまで本にのめり込むわけにもいかないので自制しているけれど、それでもここに日記を残すのを忘れるくらいには本の虫に戻ってしまった。というわけで、また更新しない時がきたら、どうせ本にのめりこんでいるのだろうと思っていただけたらほとんど間違いないです。いやはや、ほどほどにしたいものです。

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