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忘年会欠席の理由を詮索された話

年末は忘年会のシーズン
飲み会の予定が増えるのもこの時期でしょう

わたしの職場では大きな会場を貸し切って忘年会が開かれたようです
……というのもわたしは欠席しましたが

大人数が苦手なのです

障害者施設に勤めているのですが会社は県内に数十件は施設を運営しています

全施設の職員が集まっての忘年会
参加人数は200人にもなるそうです

管理者は「他の施設の職員同士で交流を深めてもらいたい」という希望があるそうです
そのためにパーティーもできるような大きな会場を貸し切って毎年のように開催しています

そんな職場の忘年会
大勢での飲み会が苦手なわたし
もちろん、断りました

大人数の空間にいるだけでも疲れてしまうのです
いままで数回だけ参加したことがありますが帰ったあとは「楽しかった」というより疲労感どっときました。

今回の飲み会も「用事がある」といって欠席にしました
「会社の飲み会苦手なんです」なんてはっきり言えないから……

しかし、事前に欠席を伝えていたのにも関わらず欠席の理由を詮索されるとは……


詮索①上司

本社から役員がきて賞与に関係する面談をしました
4月から半年間の評価、仕事のことを一通り話したあと

「なんで忘年会でないの?」

わたしは「えっ?」となり、その後すぐに「用事があるんです!!」とはっきりいいました。

そして、わたしは小声で「会社の飲み会はあんまり……」と本音をいいました

その役員は本社に移動する前は直属の上司
わたしが会社の飲み会やイベントが苦手なことは知っているのです

役員は「わかったよ」と納得した後、「もし来たかったら僕と役員と一緒のテーブルに席とっておくから」と冗談をいいました

「いやーそれは勘弁してください」とわたしは苦笑いしながら面談は終了

ひやっとした面談でした


詮索②同僚

忘年会のドレスコードは仮装
同僚A(年齢はわたしより1個下ですがわたしが今の会社に入ったときすでに勤務していたので先輩のような感じ)が「バービー(人形)の仮装するんだ!」と気合をいれながらメイクをしていました

そんな同僚A
わたしに「そういえばサオリさん、なんで忘年会でないんですか?」と欠席の理由を聞いてきたのです

「用事です!」と答えるも「えーなんの用事?すっごく怪しー!!抜け駆けですかー!?」といってくる始末
多分、デートとか男か?というのを彼女は想像していたのでしょう

「会社の飲み会苦手なんです」

なんて言えるわけもなく、「Aさんが期待するような用事じゃないですよ」といってその場を乗り切りました


詮索されるのって疲れるのよ

もう忘年会の欠席は答えているからそれはそれでそっとしと置いて欲しいと思った今日でした

わたしだけじゃなくて欠席した人の中には「飲み会が苦手で」という理由もあるでしょう

苦手なんて他の人の前で言ったら雰囲気を悪くするから
用事が……などといって濁している人はいるはず

詮索せずにそっとしておけばいいじゃないですかと声を大にしていいたくなった今日でした


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