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最近の記事

残りカス

すごいものは教えたくなるし、美しいものは見せたくなる。 最初はそんな小さな想いだけだった。 私が写真を始めたきっかけはライブハウスだった。 ライブハウスは当時の私にとって異世界そのものだった。 フライヤーやバックステージパスが張り巡らされた受付スペース、 重い扉を開けると真っ暗で、スモークがたかれてひんやりとした空気に包まれていた。 その異世界感は私の今までの経験とのギャップもあったのだと思う。 実を言うと私はクラシックの畑の人だったので、ライブハウスと言う箱の

    • 必需品 と 嗜好品

      理由があって写真を撮る人なんているのだろうか。 今ではほとんどの人が手にした鉄の塊は物心着くまえの赤ん坊からお歳を召したおばあちゃんまでもが写真をとる時代だ。 写真というのはコーヒーやウイスキーのように嗜好品だと思っている。 なくても生きていける。しかしあると便利なのが写真だ。 私は写真を自己表現としてではなくひとつのツールとして認識している。 つまり、”結果”写真であっただけであり音でも言葉でも何でもよかった。 ツール(=写真)を通して自己満足したかっただけなの

      • 探し物を探して

        物心ついた頃から人とうまく関わることができなかった。         大人になってその理由は客観的に見ることによって納得させられた。 私には3歳上の姉がいる。 私のわがままに何の違和感もなく付き合ってくれている。 私には真似できないその違和感のないことが私には到底理解できない存在だ。 人の悪いところにばかり目がいってしまうので単純に好きな人がいない。 もちろん私のことを好きな人もいないがそれを悲しいとも何とも思わない。 私自身私の悪いところばかり考えてしまう。

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