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年末、作る人。昆布巻き編

はじめに

能登半島沖を震源とする地震で、被害に遭われた皆様、お見舞申し上げます。1日も早く安らげる日常が戻りますように。


突然ですが、質問です!


「貴方は昆布に、何を巻きますか?」


実はこの質問で貴方の性格がわかります。


ニシンと答えた貴方は、根は真面目。冷たい海を泳ぐニシンのように我慢強く、辛抱強いでしょう。


と答えた貴方は、フロンティア精神に溢れています。鮭が川をさかのぼるように、チャレンジすることに生き甲斐を感じます。


そもそも昆布巻きなんて食べない、という貴方は、まさに自由奔放。何ものにもとらわれない発想力をお持ちです。


こんな心理テスト、本当にありそうですが、 もちろん出鱈目です。が、昆布巻きに巻くものって、いろんなバリエーションがあって、個性に溢れていますよね。

他にもごぼうとか、たらこを巻いたりもするみたいですが、我が家では代々、マグロの柵で昆布巻きを作っています。これが美味しいのです。


昆布巻きって、二軍おせちの代表格だったのですが(私の中ではですよ)

でも、この昆布巻きなら即、一軍昇格!
最近はめんどくさがって作ってくれないお姑さんの代わりに、私が昆布巻きを作るようになりました。

とは言っても、どう味付けしたらお姑さんが作った味になるのかわからない…

本人は、テキトーにやってるから覚えてないっていうし。でも、とりあえずめんつゆとお砂糖で味つけしてるのは間違いなさそうなので、それでやってみました。


年に一度しか買わないかんぴょうを手に取り、
栃木のかんぴょう農家さんに思いを馳せつつ。



完成した昆布巻き


味見すればするほど、味がわからなくなることってあると思いますが、昆布巻きはその現象がおこりやすい。
それは多分、私が普段あまり昆布巻きを食べないからだと思います。

だから、数年前に食べたお姑さんの昆布巻きの味をただひたすらに思い出すしかないのですが、思い出せない…!


ので、もう勘です。勘!!!



元旦、みんながどんな反応をするか、楽しみでもあり、ちょっと怖くもありました。

自分のために作っていると言いつつ、結局みんなに美味しいと言われたいんです。


みんなの感想
義姉「こんな感じだよ!美味しいよ!」(優しい)
夫「いいんじゃない」(無関心)
姑「昆布が固い」(正直)





昆布巻きは、奥が深い。
来年も精進します。





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