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ハンバーグを作りながら考えたこと

今日はきのこの煮込みハンバーグを作ろうと思い立ち、
レシピを握りしめ、台所に立った。

が、まず、キノコがない。(おい。)


冷蔵庫の野菜のラインナップは、大根、ナス、ニラ、小ネギ、にんじん、キャベツといったところ。

仕方ないから、にんじんを細切りに。

合い挽き肉を塩やナツメグと共にこねこね。
卵やパン粉を入れて練り練り。
小判型に整えて焼いていく。

一度ハンバーグを取り出し、玉ねぎを炒め、
にんじんを炒め、デミグラスソースの缶詰を入れて、煮詰める。

このとき、本来のレシピなら醤油麹を入れてソースにコクを出すのだが、醤油麹なんてない。

なので、代わりに醤油を入れる。醤油だけだとなんか物足りたいかな、と思い、
冷蔵庫の中を漁るとメープルシロップを発見する。

いいかもしれない。
なんかコクが出そうではないか!!(根拠はない)

というわけで、醤油とメープルシロップをテキトーに入れ、
ハンバーグとともに煮込む。

メープルシロップを見つけたとき、昨日煮物に使ったけど、余ってしまった水に戻した干し椎茸と目が合う。これを薄切りにしてソースに入れたら、一応キノコソースになるな。(雑な発想)

というわけで、干し椎茸をハンバーグソースに入れてしまう。
旨味もプラスされて一石二鳥(?)

きのこの??ハンバーグソース、完成である!


結構美味しそう。

このように(?)代用品を駆使すれば、
当初の思惑通りの料理が完成するのであります。

でも「そもそも、代わりに何を入れていいかわからない」「レシピ通りに作らないと美味しくできないんじゃない?」という声をよく聞く。

わたしも以前はそうでした。
こんなふうに冷蔵庫にあるもので、なんとなく作れるようになったのは最近のことです。

私の場合、まず、いろんなレシピを作って基本的な作り方を身につけ徐々に応用力をつけていった感じでしょうか。
超が付くくらいマニュアル人間なので、最初からオリジナルの料理を作るのは不可能でした。

もともとそういうセンスをお持ちの方もいると思いますが、私は決められた分量が書いてあるレシピをなぞっていく方が、勉強になりました。
最初は、ただただレシピ通りに作ることしかできないのですが、少しずつ、そのレシピのポイント(省略できることろ、できない所)がわかってきます。

今でも、自分でテキトーに作るとおかしな味になることもありますが、そういうこともあると思って、あまり凹まなくなりました。



料理って、まさに人生そのものって感じがします。言い過ぎですかね。ふふ。



それでは、いただきまーす。

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