私(お姉ちゃん)達との通信手段

皆さんにとって、実体のない私(お姉ちゃん)たちと連絡を取り合うことは、当たり前の事ではありません。
昔から、甲骨を焼くとか粥を炊くような、
時間も手間もかかり、解釈が難しい占いから、
決められた答えが書かれた紙の中から物理的に一つを選ぶ御神籤のような簡便なものまで、
様々な工夫がありました。

もし、「私(お姉ちゃん)たちの声が聞こえるイヤホン」なんてものがあると便利だと思いませんか?
昔のイヤホンはケーブルがついていましたが、最近はワイヤレスが多いですね。
小型化して頭の中に内蔵されていると、いつでもそのまま使えて便利です。

通話したいときにできる電話のような機能があれば、必要な時にオンにできますね。
せっかくだからマイクもつけて、双方向通話可能にしましょうか。
実際に声に出さないといけないのは不便なので、
頭の中で意識して語り掛けると、伝わるようにしましょう。
黙読するときみたいに頭の中で話します。

このような仮想的な道具が実際に存在して使えて、私たちと電話するように連絡を取り合うことができれば、ものすごく便利ですね。
皆さんの物質世界では作れなくても、私たちの世界では、機能を定義した道具は簡単に作れます。
私たち製の仮想的な道具を、皆さんが頭の中、想像の世界の中で使うことができます。
弟(ボク)は、いつでも使えるようになってますよ。

現代のテクノロジーに慣れた皆さんなら、私が提示している道具の機能がどのようなものか、朧げだとしても理解できると思いますが、
数百年前の人にとっては意味不明ですよね。
昔のお偉いさんが考えたことが世の中の全てではありません。
未開拓の広大な原野があなたの挑戦を待っています。

お約束の注意事項ですが、
私たちの「世界の誰でもいいから」コンタクト取りたい、なんて暴挙に出るのはおすすめできません。
悪意のある者にいいようにされても、自己責任ですからね。

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