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お花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか⑬

大東早織です。

前回の続きになります。

私は今でこそお花が大好きで、仕事にもしていたくらいです。
ブライダル系の花屋さんに約3年半勤めていて、IT系の異業種からの転職ということもあり、とても新鮮でやりがいのある仕事でした。

今はまたIT系業界に戻ってwebデザインやディレクションの仕事をしていますが、それでもたまに知り合いのツテでワークショップ講師をする際にお花に触れる機会もありますし、出かけた先に花屋さんがあると、思わず立ち寄ってしまいます。

街で新しい花屋さんがあると、買い物はしなくても不思議と行きたくなってしまうのです。

しかし私は、はじめからお花に興味があったり好きだったから、仕事にしたというわけではありません。

今回はお花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか、という話を書いていこうと思います。

こうなりたい、という像があると動きたくなる

せっかく取得した資格を活かしたいと思い、花業界へ転職することを考え始めた私は、何から行動したら良いのかわからず、通っているスクールの転職相談に乗っていただくことにしました。

とても親身になって話を聞いてくださって、アドバイスをくれる相談担当の先生の存在は、とても有り難かったのを覚えています。

実は私は今まで自分から行動を起こすことがほとんどなく、受け身で生きてきたため、今回のように積極的に行動していくことは非常に私に珍しく、恐らくその背景には、新しいことに挑戦することで自分を成長させたかった、という想いがあったのかもしれません。

「こうなりたい」という像があると、人は動きたくなるものなんですね。

ざっくりとした質問にも、誠意を持って対応してくれた先生

そして、思いつくままに転職相談担当の先生へ質問をします。

「花業界で転職するには、なにか必要なことや、やっておいた方が良いことはありますか?」

「う〜ん。そうだねぇ〜。そういえば、車の免許って持ってる?」

「いえ、持ってないです。」

「あ、そうなんだね。もし花業界に携わりたいのなら、車の免許は持っていた方が選択肢が広がって良いと思うよ。どういう仕事の内容かにもよるけど、制作するだけでなく、その制作したものを配達する仕事もあるし、そもそも花を仕入れる時にも必要だしね。」

「確かに…!私学生の時に地元で車の免許取れば良かったのですけど、どうせ東京の大学に行くし、都内なら電車もあって車は必要ないと思って、取らずにそのまま上京してきちゃって…。」

「なるほどね〜。まあ車の免許は業界関係なく、普通に持っていた方が色々と便利だよね!」

「そうですね!免許も取った方が良さそうなので、ちょうど良い機会なので取ることにします。」

「うん、良いと思うよ!」

という具合に、会話をしていく中で何をしたらいいのかがだんだんクリアになっていきました。
経験からアドバイスをいただけること自体が貴重だなと思います。

次に続きます。

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