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人の感情は6種類

昔、心理学をかじった時に知ったこと。

人の感情って6種類なんですって !

具体的に言うと、【喜び】【悲しみ】【怒り】【驚き】【恐れ】【嫌悪】この6つ。
まず思ったこと。
「少なっ !」
次に思ったこと。
「ポジティブな感情が少ない…(TT)」
但しこの6つは、基本的感情だそうです。
本能みたいなものでしょうか。

ところが2017年、米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームによって、人間の感情にはこれら6種類のほかに27種類あることが発見されました。(例 : 困惑・嫉妬・同情)
文明や社会が発展するに従って生まれた、より複雑な感情と考えられます。

さて6つの基本的感情に話を戻します。

①ポジティブな感情が少ない理由
この世界は基本危険だらけです。日本にいるとうっかり忘れてしまいそうになりますが。
だから【喜び】を除く他の5つがネガティブな感情ではないでしょうか。そう考えると、理に適ってますよね。

②基本感情+基本感情
驚き→恐れ」「悲しみ→怒り」など、何か出来事が起こってまず1つ目の感情が芽生える。それを受けて次の感情が芽生える。
(例 : 熊に遭遇した【驚き】→ 怖いと感じる【恐れ】)  そういえば、よく「怒りは2次感情」って言いますよね。
ちなみに2つの感情の組み合わせは、その他27種類の感情にも当てはまります。

③目に見える表情と実際感じている事の違い
「笑顔でいると人間関係が上手くいく」皆さん周知の事実ですよね。私は社会人になってから特に意識するようになりました。
でも逆の場合もあって、「怒ってないけど怒る」こともある。大人が子どもに注意する時などがそうですね。
だから当たり前のことだけど、

目に見えるものを、そのまま信じてはいけない

ということ。言葉だってそう。その奥に隠れた意味を理解することが大事。人の感情は複雑なのです。
「場の空気を読む」なんて言葉がありますが、読み過ぎて辛くなる「過剰同調性」(正式な病名ではなく、症状のこと)というものがあるそうです。すると、自分を主張できなかったり常に相手の機嫌を気にしてしまう。
なので対人関係がどうなるかは別問題として、複雑化した感情は「気付かない」方が人は案外幸せかもしれませんね。

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