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「奇跡のリンゴ」と「コロナウイルス」の関係

無農薬・無肥料栽培※に成功した、農家の木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」。なぜ奇跡かと言うと、当然だが農作物を育てる時は基本的に農薬や肥料を使う。でなければ売り物にならないし商売として成立しない。病気になってしまうからだ。ところが木村さんはその常識を、長年試行錯誤して見事覆した。(※厳密には違うらしいが、ここではそう扱う) 

なぜ実現出来たのか。それは「効果があると考えていた農薬が、樹木などにいる良い虫まで殺してしまう」ことに気付いたからだ。良いと思って使用していたものが実は妨げになっていたなんて、目から鱗だっただろう。そして「肥料に頼らない豊かな土壌作り」によって、それは完成された。

今も私達の生活の中に存在する新型コロナウイルス。これは2019年12月、中国で初めての罹患者が確認された。翌年2月、日本でワクチン接種が開始された。接種するしないは個人の自由だが、国が推進したため受けた人も多いだろう。

しかし実は私、諸事情によりワクチン接種しなかった。そしてアルコール消毒もアレルギーの為行わなかった。会社の人が次々罹患する中、内心私はドキドキしていた。(なったらどうしよう…)  ところが

現在まで罹患していない(びっくり)

要因として、一人暮らしで家庭内感染がない。普段から人の集まる所に行かない。だが最低限の生活活動 (働いたりスーパーに行ったり) はしていた。ここがポイントで多分

気付かないうちに微量のウイルスを取り込み、抗体が出来ていた

のではないだろうかと思う。逆にワクチン接種した人は感染しやすいとのデータが発表された時は驚いた。(逆効果だ) ただ重症化し難いというメリットがあるので、接種は決して無駄ではないと思う。実際ワクチン接種したことにより、死亡率をグッと抑えることが出来たとの記事を新聞で読んだ。

冒頭の「奇跡のリンゴ」の木村さんに話を戻す。彼はきっと、こう気付いたのだろう。

「綺麗過ぎる水に魚は住めない」

澄んだ水は綺麗だ。しかし実際は、多少濁っていても魚は生存出来る。滋賀にある琵琶湖は、県庁所在地の大津市が一番水の透明度が低いのだが、ブラックバスがよく釣れる。不純物(酸素や微生物)が全くない状態では生きていけない。見た目は美しくても、生存条件が整っていないのだ。

基本的にこの世は、良いもの/悪いもの両方が存在して成り立っているのだと思う。

そして私は現在、ヒトと共存することになった新型コロナウイルスに感染し、重症化することをひっそりと恐れながら生きている。もし感染したらnoteで報告する、と決めて今回は終わる。インフルエンザやノロウイルス等の感染症が流行りやすい時期なので、皆様くれぐれもご自愛下さい。

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