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私たちに備わる身体調整機能ECSとは
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。
今回は、私たちが生きていくうえで
必要不可欠な身体調節機能があります
のでCBDとの関係性も絡めて
ご紹介していきます。
この身体調節機能はECSといい
エンド・カンナビノイド・システム
と呼ばれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1691321817866-PqduskHIbQ.jpg?width=800)
このシステムは、脊椎動物が生きていく
ために備わっている機能で、日常的に
起こる生理的プロセスに重要な役割を
果たしている事がわかっています。
たとえば、気分や運動能力、免疫活性、
血圧、骨密度、痛み、ストレス、空腹感
など情報伝達シグナルによる
細胞間コミュニケーションが行われる
ことで、正常に機能しているのです。
つまり、ECSが正常に働くことで身体は
健康な状態を保っています。
CBDの人体への影響を調査していた
セントルイス大学の医師によって、
1988年にECSは発見されました。
その後、世界中で研究が進み、1990年代
に「アナンダミド」と「2-AG」と
呼ばれる内因性カンナビノイドと、
それらと結合するカンナビノイド受容体
(レセプター)であるCB1(神経細胞上に多い)
CB2(免疫細胞上に多い)の仕組みが解明
されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691321875317-fmoOhIrdkj.jpg?width=800)
最近の研究では外部からの強いストレス
や加齢に伴う老化によって、ECSの働き
が弱ると、内因性カンナビノイドが
減っていく、いわゆる
「カンナビノイド欠乏症」になることが
判明しました。
CBDは、内因性カンナビノイドを分解する
FAAH(脂肪酸アミド下垂分解酵素)を
阻害したり、内因性カンナビノイドの
再取り込みを阻害したりすることでECSを
活性化させるため、様々な疾患のもとに
なるカンナビノイド欠乏症を防ぐ効果
があると考えられています。
CBDはエンド・カンナビノイド・システム
を活性化させることで、身体調節機能に
働きかけ、免疫調整や感情抑制、運動機能
などさまざまな効果があることが、
多くの研究者によって報告されています。
エンド・カンナビノイド・システムが
正常に機能しない場合、様々な身体的・
精神的な問題が生じ、多岐にわたる疾患
を引き起こす可能性があることも
解明されてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691321919249-fDcJ7dr5jH.jpg?width=800)
最新の研究によるとCBDには
「二相性反応」という薬理学的な特徴
があることがわかりました。
これは低投与量と高投与量では、
異なる反応、逆の反応を示すというもの
です。
たとえば低投与では活性作用があり、
中投与用~高投与では睡眠促進作用を
生じます。
これまで低投与、マイクロドーズは
効果がないとされてきましたが、
CBDに関してはこのマイクロドーズの
有効性にも近年注目が集まっています。
この特性を踏まえてCBDの摂取に関しては
原則として1回量を20㎎から開始し、
期待する効果が見られない場合は徐々に
増量して最大100㎎程度まで上げるという
ことが推奨されます。
摂取のタイミングと摂取量を維持すること
でさまざまな疾患や美容などに効果的な
結果を得られる可能性が高まると
考えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1691321953583-yUtLNobAWi.jpg?width=800)
少し長くなってしまったので
次回は、市販されているCBD製品の
摂り方についてご紹介していきます。
CBDについてのご相談がありましたら
CBD製品を扱っておりますので
いつでもお気軽にお問合せくださいね。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。
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