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ヒルデガルトの症状ミニ辞典~歯痛編~

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


中世の時代に修道女で
医学や作曲、薬草など幅広い知識を
信仰と共に教えていたヒルデガルト
という方が症状別によって
説明しているのでご紹介します。


今回は、歯痛についてです。


【歯痛】
歯痛というのは例外もありますが
大半はケアを怠ったために生じること
が原因です。


特に大切なのは正しい食生活です。


ヒルデガルドは、歯をきれいにすること
が重要だと強調しています。
怠ると歯肉に粘液性の歯垢がついて
病気を引き起こしやすいからです。


化膿した歯茎(フィステル)に対しては
ヒルデガルドは、針で開いて膿を出し
その後でミルラやオオグルマなどが
入った消毒効果のあるうがい水で
よくすすぐように助言しています。


この治療は、歯神経の圧迫を緩和し
炎症の治りを早めます。


歯痛にはバーベインの湿布も
勧めています。


《バーベインの湿布》

バーベイン
Verbena Offcinalis/ Eisenkraut
クマツヅラ


このクマツヅラ科の植物は
200種類以上あり、
おもに熱帯や亜熱帯地方に
広まっています。


ドイツで見られるのは、
Verbena Offcinalisのみで、
道端や畑の周辺などで小さなリラ色の
花を咲かせる多年生草木です。


花の時期に収穫して乾燥させた葉は
自然療法では消炎、鎮痛、利尿、
産褥期に母乳の出をよくするために
用いられます。


ギリシャ・ローマ時代は、
大使の頭部の飾りがバーベインで作られ
ゼウスやジュピターなど
最高神の祭壇の浄化には、
バーベインだけが使われていました。


また、古代の魔術師はバーベインには
不思議な力があり、戦いによる負傷を
すべて癒し、勇敢な男を不死にすると
考えられていました。


ガリア人も、ミスルトゥと同じくらい
バーベインに注目していました。


バーベイン湿布  歯痛に効く
ワームウッド 50g
バーベイン(生でもドライでも) 50g
ラントワイン 1/2L


ハーブをワインに入れてかるく煮立て
濾します。
寝る前にこのワインを飲みます。


まだ温かいハーブをガーゼに包んで
痛みのある箇所に当てます。


急性の痛みには、
歯科医院へ行くまでの間、
クローブを痛い歯の中や傍にさしておく
と麻酔効果で痛みが和らぎます。


そして当たり前にはなりますが
食後は変わらず歯磨きをしましょう。
細菌が巣くって歯に害を与えるのを
防ぎましょう。


次回は、
しゃっくりに効果がある対症療法を
ご紹介していきます。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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この記事は
LGBTQのジェンダー種族や
ADHD・HSPなどの繊細敏感種族
いわゆる繊細感覚派の方々向けに
セルフメンテナンスする生き方の
ために「ヒルデガルトのハーブ療法」
から一部引用して紹介したものです。
ぜひ手に取って
読んでみてくださいね。

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