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1年の振り返りのススメ

先日、アドベントカレンダーに背中を押されてインターネットの大海原に公開した私の1年の振り返り。
今回はその振り返りの裏側をお伝えします。

色んな角度から振り返る事で見えてきた今年の歩み。どなたかのヒントになったら嬉しいです。


3ヶ月単位の振り返りで俯瞰して見る

まずは1月~3月、4月~6月というように、1年を4分割して3ヶ月毎に振り返っていきます。いった場所、やった事、感じた事などを手帳やスマホの写真フォルダ、SNSの投稿などを見返しながら思い出して書き出します。
思いつくままに書き出したら並んだワードを見ながらその期間にタイトルをつけます。

▽例えばこんな感じ

ドキドキとワクワクを詰め込んだ3ヶ月
予定がてんこ盛りで山を乗り越えた3ヶ月

3か月単位で振り返り、右下にタイトルをつけていきます

こまかい出来事や感情を書き出すと自分を俯瞰して見ることができます。まるでドラマや小説の登場人物を追いかけているように。

手帳にイライラや不満を表す言葉の記録が多い月は、翌月に引っ越しや大きな仕事が重なっていました。準備でやる事も頭の中も飽和状態だったことが振り返るとわかります。その時は必死で忙殺されていたんですよね。
一方、友人と会ったり家族でのお出かけが多かった月は手帳にポジティブなワードが多くスマホの写真フォルダの表情も楽しそう。翌月には新しい行動が出来ていて、私にとって人と会ったり出掛ける事がエネルギーになっている事に気付きました。

1年というまとまりで振り返る前に、もう少し短い期間で振り返る事で日常の一つ一つの出来事のつながりが見えます。そして、そのつながりが大きな流れになり、年末の「いま」の自分がいることがわかります

「やりたい事」から振り返って満足感をあげる

昨年末に書き出した来年やりたい事リストを見てみると、今年できた事が沢山ありました。

2022年末に振り返りの後で書いたリスト。進捗によって◎○△としたけど○がほとんど。

このリストの存在を実は書いてからすっかり忘れていました。手帳にもやりたい事を100個書くページがあり、そちらは書いてから時々見たのですが…年末のこのリストも、手帳の100のリストも書いているのは私なので、重なっている事も多いのですがここで気付いた事が。

年末に書いたリストは、具体的な行動が多くて達成度が高い
 達成度:27/35→77%
手帳のリストは抽象的な事が多くてできたのは半分満たず
 達成度:28/76→36%

年末に書いたリストは、昨年の1年を振り返った後で書いているのでその時の自分から地続きでイメージしているので現実的な事が多いんです。やってみたいこと(will)ではなくやること(mustやhave to)も目立ちます。だから、書いた当初はこのリストを見てもあまり気持ちがワクワクしなかった。それゆえ、1年後の最近までお蔵入りしてしまったのです。

一方、手帳のリストは「足し算のワーク」という枠組みで、今年に限らず自分の人生でやりたい事(=足し算)という思考で書いています。
「娘と二人でオーストラリアに行く!」という大きな夢を書き、次の欄にはそのための目標「〇円貯める」「英語への抵抗感をなくす」など具体性が高いことを書くことで、未来のありたい姿に向かって前向きな行動が引き起こせるようになります。そのため、あえて現実的に今すぐできない事や数年後の自分への申し送りの内容も多くあるので単純な比較はできないのですが…

ただ、1年後に振り返って出来たの丸印の割合が多かったの「年末に書いたリスト」。丸が多いと「出来た」が可視化されて達成感があります。1年間の自分の歩みに拍手を送る気持ちになれたのでした。

元々、大きな夢から逆算して考えるより、目の前の課題を解決して積み上げて未来を想像する方が心が躍る私。未来のやりたい事リスト=足し算も、過去から今の自分を振り返って地続きで考えた方が思い浮かびやすく、達成感も得られるという事がわかりました。

実はあまり得意じゃなかった「足し算のワーク」
今年見つけた方法で来年はもっと活用できそうな予感がしています♡

▽愛用手帳「自分軸手帳」の足し算のワークについてはこちらから

年初の「今年の目標」を振り返る。1年前の私といまの私

最後に、年初の私が書いた「今年の目標」のページを開き、1年を振り返ります。過去といまを比べるというより、時間軸の中で立っている「いま」の場所から後ろを振り返り、歩みを思い返すというイメージです。

年初に想像した自分に慣れているか?
やりたい・ほしいと思っていた事やスキルが経験できているか?
年末に感じたいと思っていた喜びや幸福感を感じているか?

前の投稿との重複ですが、私は想像していたよりずっと先まで歩くことができ、多くの達成感や幸福感を得られた1年間でした。

振り返る事で見えてくる、来年の目標

1年間を流れで、達成度で、満足度で振り返るとじゃあ次はどうしようというという来年に向けたタスクや目標も考えやすくなります。

・今年やり残したTO DOのタスク
・もう一度or次こそはやりたいこと
・経験により計画が立てやすくなる子どもや家族の予定
・自分から湧き出るやりたいこと
・夢や目標からの逆算で浮かんでくる次の課題

1年を振り返る事で湧き出るこういった小さなピースを積み上げて並び替えて、新しい1年の目標や計画を考えていきます。

1月の後半に誕生日を迎える私は、誕生日までに自分の1年間の目標を計画を立てるという小さな目標を立てています。2024年の目標はこれからの1か月ほどで考えていこうと思います。

最後に

参考

私の振り返りは
・コーチングの師匠である愛川よう子さんのワークショップ
・愛用手帳である
自分軸手帳とオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」のワーク
をベースに、自分が腹落ちしやすい解釈や組み合わせで行っています。
素敵なコンテンツを提供してくださるよう子さんと手帳部に感謝を込めて。
一方で、あくまで一個人の理解や意見で構成している事をご理解ください。

▽愛川ようこさん主宰ママコーチスクール

▽自分軸手帳


#今年のふり返り


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