ヒトは「言葉」で悩む。
あの人がああ言った、こう言った。
私はこう思う、ああ思う。
なのにあの人は、ああだ、こうだ。
だから私は悪くない、私が悪いんだ。
耳に痛い話ですが、むかし「人間は言葉で悩む」と教えていただきました。
最近になってこの意味を痛感しております。
たとえば、メールのやり取りをした後とか、会議の後、会話の後など「ああいえば良かった、あんなこと言わなきゃ良かった」などと後悔します。
過去や未来に行ったり来たりしてグズグズと悩んだりします。
頭で考えることは必要ですが、言葉はそのための人類最大の道具ですが、その反面に獲得したのが「悩み」という副作用・反作用だと思います。
たとえば、ネコや鳥が悩んでるのを見たことがありません笑
ヒトは考えないわけにいきませんから工夫が必要です。
とくに家族や職場などの人間関係の悩みがほとんどでしょう。お金の悩みだって、自分ひとりであれば深刻な悩みにはなりません。かといって一人になれない状況もあるわけですから、それ以上は悩まないために、言葉で悩んでいるということに気づいてはどうでしょうか。
今日はキングフィッシャー(カワセミ)の絵を用意しました。
青い鳥です。(この青が好きです)
釣り王の称号をもってます。
言葉で悩んでる人間を尻目に、だまって翔んでいます。
「この空がとべたら」という中島みゆきさんの曲に、「ああ、人は、昔々、鳥だったのかもしれないね、こんなにもこんなにも空が恋しい」という一節があります。(加藤登紀子さんや研ナオコさんが歌ってました)
恐竜が鳥になり、鳥は人になったのかもしれません。
この絵を思い浮かべて「言葉の川」を飛びこえたいものです。
今日の一言はズバリ「言葉で悩む」です。
一向に悩んでる様子がみえない小僧さんのように・・・
きょうもご覧いただきありがとうございます。
ともにすわる
念水庵
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