協生農法®(活用知)が世界をすくう。
うちの田舎でもこれをやろうと思います。種々調査の結果、協生農法®は再現性が高く、手間暇をかけずに収穫が期待できますし、草取りのコツさえつかめれば土壌を選びません。日本発かどうかはともかく、世界中で活用できる農法だと自信を深めています。
今までの農業の経験知と協生農法®の活用知を比べてみて、これなら自分にもできる、やれる、楽しめる要素が揃ってますのでオススメです。
はじめての方のために、以下ざっと説明しておきましょう。
協生農法®とは
ソニーグループによれば「協生農法®とは、有用植物が育つ生態系を人為的につくり、食料を収穫しながら生物多様性を豊かにしていく取り組み」とされています。
ソニーグループポータル|AI initiative|協生農法
協生農法実践マニュアル(2016年版)編著:舩橋真俊/監修:大塚隆
上のリンクからダウンロードできます。(無料・一般公開資料)
ざっとで結構ですから、ご一読をおすすめします。
具体的には、上記の「協生農法実践マニュアル」の中で「無耕起、無施肥、無農薬、種と苗以外一切持ち込まないという制約条件の中で、植物の特性を活かした生態系を構築・制御し、生態学的最適化状態の有用植物を生産する露地作物栽培法」と定義づけられています。
ここでいう生態学的最適化状態というのは、土地の気候や地形、土の性質など、複数の種が生存を争ったり助け合ったりしながら、それぞれが最大限に成長できるような状態といわれています。(一部引用)
簡単にいうと「ほとんど手を加えないで、おいしい野菜や果物が取れる、どこでも畑を一から自然が作りあげていく農法」といえるでしょう。
協生農法®の実際
最初だけ畝(幅1~1.5m)をつくる。
果樹の苗木を畝に約1.5m間隔で植える。
3月中(草が生える前)に野菜の種を混ぜ(混植)果樹のまわりにまく。
大きくなったものから順次収穫する。
その間なにも手を加えない。
下手な説明より下の動画をご覧ください。
上の動画はTBSニュースのものです。わたしはこの動画で「協生農法®」の存在を知りました。それから「協生農法」で検索して、自然農法の到達点だと認識・評価しつつ、これは実践するっきゃないと確信してます。
関連の動画もたくさんあるようですから、ご参考に。
10年以上前から自然農法に興味をもち、いろいろと本を読み、狭いスペースでしたが実践もしました。しかし上手く育たなかったので、あっさりと断念していましたが、今回はライフワークとしてチャレンジしたいと思います。理想は「晴耕雨読」ですが、耕さなくてもいいので、さしずめ「晴植雨読」でしょうか。
活用知:自然のチカラを活用する知恵の意
これなら会社をリタイヤしても野菜だけは食べていけそうです。
「玄米2合と少しばかりの野菜を食べ」の宮沢賢治さんの境地です^^
GPT先生の見解
(ChatGPT)
協生農法(きょうせいのうほう)は、農業生産システムの一つであり、自然の生態系を模倣し、化学的な入力を最小限に抑えながら生物多様性を利用して農業生産を行う方法です。この農法の目的は、持続可能な農業を実現し、土壌の健康を保ち、環境への影響を減らしながら、食料の安全性と質を高めることにあります。
主要原則と実践方法
多様性の尊重
協生農法では、様々な種類の作物や動物が相互に作用し合う多様な生態系を構築します。この多様性により、害虫や病気の発生を自然に抑制し、土壌の健康を維持します。
自然のサイクルの利用
自然界の物質循環(水循環、栄養循環など)を農業システムに取り入れることで、外部からの資源投入を減らします。例えば、堆肥や緑肥を利用して土壌を豊かにし、天敵を用いて害虫を管理します。
生態系サービスの最大化
植物、動物、微生物が提供する生態系サービス(害虫管理、受粉、土壌改良など)を活用することで、農業生産性を高めます。例えば、ビーンズとコーンを一緒に植えることで、ビーンズが空気中の窒素を固定し、コーンの成長を助けることができます。
持続可能な資源管理
土壌、水、生物多様性などの自然資源を保全し、再生可能な方法で管理します。土壌侵食を防ぎ、水資源を効率的に利用するための技術が採用されます。
統合的害虫管理(IPM)
害虫を化学的方法ではなく、物理的、生物的、文化的手段を組み合わせて管理する方法です。これにより、農薬の使用を大幅に減らし、農業生態系の健全性を維持します。
実践例
輪作と畝間作: 異なる種類の作物を時間的、空間的に配置し、土壌の栄養バランスを保ち、害虫や病気のリスクを減らします。
アグロフォレストリー: 農業用地に樹木を導入することで、土壌保全、水資源の管理、生物多様性の向上を図ります。
有機資材の利用: 堆肥や緑肥を使って土壌の有機物含量を高め、土壌の構造と肥沃度を改善します。
協生農法は、農業が直面する多くの課題に対して、持続可能で効果的な解決策を提供します。化学肥料や農薬に依存する従来の農法と比較して、環境への負荷を軽減し、生態系の健全性を維持しながら生産性を確保することが可能です。さらに、協生農法は地域社会における食料の自給自足能力を高め、農業従事者の生計を支えることにも寄与します。
協生農法の社会経済的利点
協生農法は、農業生産システムにおける生態学的バランスを重視することで、長期的な視点から見た持続可能性を追求します。このアプローチは、以下のような社会経済的利点をもたらします。
生物多様性の保全: 多様な生物種を農業システムに組み込むことで、生物多様性の損失を防ぎます。
農業従事者の健康と安全: 化学薬品の使用を減らすことで、農業従事者の健康リスクを低減します。
経済的コストの削減: 化学肥料や農薬の購入コストが削減され、自然資源を活用することで生産コストを下げることができます。
気候変動への適応: 多様な作物と農法を組み合わせることで、気候変動による影響への抵抗力を高めます。
食料安全保障の向上: 地域における食料生産の多様化と持続可能性を高めることで、食料安全保障を強化します。
まとめ
協生農法は、農業が持続可能な未来へと進むための重要なアプローチの一つです。自然の力を最大限に活用し、化学的入力に依存しない生産システムを構築することで、環境への影響を最小限に抑えながら、高品質な食料を生産することが可能となります。
この農法の実践は、地球全体の生態系と人類が直面する環境問題に対する有効な解決策を提供すると同時に、農業従事者の生計と地域社会の持続可能性を支援します。
以上GPT先生の見解でした。
きょうは以上にしておきます。
今日の一言は、もちろん今日のテーマです。
今日もご覧いただきありがとうございます。
建築は大工さんに任せつつ自分の仕事を進めます。
一日作さざれば一日食らわず 百丈懐海禅師
今の心は、念水庵