見出し画像

015_Element3Dを背景になじませてCGの質感アップ!

こんちゃ!
映像クリエイターのサンゼです!YouTubeで映像制作のテクニックを分かりやすく解説しています。その他にも、映像編集の会社を経営や、国内最大級の映像編集者のオンラインコミュニティECHOの運営をしています。

この動画で学べること
今回は「E3D背景なじませ」をご紹介します。

・より高度な表現力を手に入れられます!
・丁寧な説明で理解しやすい
・周りと差がつく珠玉のチュートリアル!

難しいElement3Dですが理解が深まると
映像表現の幅が広がるのでとても便利です!

▼チュートリアル動画はこちら▼

▼使用プラグインリンク▼
■Element3D
https://flashbackj.com/product/element-3d

チュートリアルでは有料の静止画や動画素材を使っている場合があります。
まずは無料のおしゃれ写真サイト「Unsplash」などで作ってみましょう!"
https://unsplash.com/


▼作り方のステップはこちら▼

01_Element3Dを背景になじませてCGの質感アップ!

今回は、前回作ったElement3Dのテキストを背景になじませていくテクニックをご紹介します。

前回作ったElement3Dのコンポジションを使っていきます。
前回記事こちら → https://note.com/sanze/n/n2eabb9af5a1b

02_Environmentに背景のレイヤーを読み込む


前回でも使用したように Environment(環境マップ)によってオブジェクトの見た目は大きく変わります。(GIF01)

画像1

この Environmentに自分の手持ちの素材を入れ込むことができます。

まず、① Environmentに使用したい動画をE3Dレイヤーがあるコンポジション内に置きます。

この動画素材をElement3Dの Environment(環境マップ)に適用するというのが、もっとも効率的な方法です。

②Element → Custom Layers → Custom Texture map →  Layerに背景の動画をセットします。(01)

画像2


これだけでは、まだ何も起きません。
ElementのScene Setupに入ります。
①画面上部にあるEnvironmentのボタンを押します。
②すると、出てきたウインドウの▼を押すと、先ほど設定した背景の動画が選択できるようになっています。
そちらを選択してみましょう。
するとこの動画がEnvironment(環境マップ)として、Elementの文字に作用しているのが分かります。
実際は、これは無理やり球体にして張り付けてあるのですが、あくまでざっくりとした色見を合わせたいときに効果的です。(02)

画像3

AEに戻りましょう。
前回のと、今回のを見比べると背景動画を環境マップにした方が、なじみが良くなっているのが分かります。(GIF02)

画像4

また、背景の動画を違うものに差し替えてみます。
すると、背景と同じで、自動的にEnvironmentも変わりました。
なぜかというと、Elementはマップをレイヤーの番号で管理しているので、
このレイヤーがさし変わると、自動的にEnvironmentも変わることになります。(03)

画像5

特徴的なのは、動画を環境マップとして読み込めるので、背景が動くと同時に反射も動いてくれるので、よりなじむ映像になります。

少し、Element の文字が暗いと感じたら
Element > Render Settings > Physical Environment のExposureやGammaを調整して見てください。(04)

画像6


Elementt3Dで文字を作ったけど、いまいち画面となじまないと感じたら、Environmentを使用してる背景に設定してみると、ぐっとなじむようになります。

いかがでしたでしょうか?
EnvironmentにCustom Texture mapを適用させると、一瞬で、ぐっと質感がUPするので、ぜひ試してみてください!!
オリジナル作品ができたら、コメント欄にURLを貼って教えて下さいね!

チュートリアルのプロジェクトデータを配布してます!

お得にダウンロードしたい方


月額1000円でダウンロードし放題のプランをご利用下さい。

▼AEP ライブラリー▼
https://www.sanze-echo.com/blog/categories/aep

単体でダウンロードしたい方
この記事の下部にダウンロードリンクがありますのでご購入ください。
※配布AEPは商用可。2次配布は禁止とします。
​またダウンロードしたAEPに対しての個別での質問やサポートは行なえませんのでご了承ください。
購入データに不備がある場合はnoteの返金を行いますので、noteの指示に従って返金手続きをお願いいたします。

ここから下へ進むと、プロジェクトファイルのダウンロードが出来ます。

ここから先は

523字

¥ 500

いつも読んで頂きありがとうございます!頂いたサポートは新しいnote作りに役立てていきます!