冷凍

　イボの治療がなかなか終わらず、日増しに痛みを増していくので心が折れそうです。そして、この踵の凍結がどうも膝や腰にも悪影響を与えているであろうことがなんとなく理解できてきて、最近の不調はこいつだなぁとぼんやり思っています。ただ、やらないわけにもいかないので仕方ないのです。またでかくなってもらった日には録なことにならない上に９月以降に向けて準備しなければならないので。
　昨日は友人と温浴施設に出掛けて、少しのんびりしたのだけど、なぜこんなに疲れてたのかな？と言うくらいには疲れていたようで、だいぶ調子を取り戻したのですが、イボ治療するとこういうの吹っ飛んでしまうのね……と少し残念です。
　さらに、今朝とんとご無沙汰していた９キロの砂背(まあ、重いチョッキですね)を取り出して基本功を幾つか回してみたのですが、あれ？こんなに重かったか？といった風情でした。若い頃も重く感じたはずだけど、なんだか重さより感触が違うので「ははぁ、人間が変わると言うのはこう言うことか！」と少し不思議に思い、そしたらやはり確かなものはなにもないかもしれないなと言った気分になりました。継続していると変化は気がつきにくいか、意識の修正がかかってよろしくない気がします。まあ、目的があって変わる必要がある時は仕方ないけど。　　そして、君子豹変と言うのはまあまああることで、女の人の心変わりとかもまったく別の生き物になったと思った方が良さそうですね。表面は同じでも、我々は自分達が思うほどには連続性を持っていないのです。難しいですね、私を私たり得るようにしてるのはいったいなんであるか？まあまあそもそもよくわからないし、なんとなく自分だと思っているぼんやりした何かが私の本体なのかな？なんて思います。
　さて、まったく別の話ですが、先日聞いた話や体験を纏めると、方向性は以前のままで問題無さそうだけど、もっとうまくまとめたようなやり方があって改めてやると本質的に同じことも難しいとわかりました。訓練と言うのもまた不思議なもんで、事のよしあしはまったくわかりません。なにかになると言うだけです。なにかになります。それに価値をつける自分は不定の存在なので、それはなにもわからない道理になります。でもやるのだ！なにかになる中に、もしくはなった時に不易なものを見ることができそうだから。

喜捨お待ちします。