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AI時代に必要とされない人がどんな人か分かったぞ

人工知能が人の仕事を奪う

田坂広志さんの講義をずいぶん前に聞きました。
その時の記憶では、51%の人が仕事がなくなる。そんな内容だったと思います。人工知能はこれから、人の仕事をどんどん奪っていくフェーズに入った、それはもう間違いないと思います。

ぼく、人気

ただ、僕はなんか最近、人気があります。
人気があるといっても、マニアックな方々からの人気だから、若い男女にキャーキャー言われるのとは全くの逆です。経営者のおじさま達に人気です(汗
「あんたおもろいなあ」
「なんでそんなこと知ってるん」
「どうやったらそんな無駄なことばっかり情報仕入れられるん」
今日も、アマゾン販売のAPI連携と物流システムと美容という3本立てです。あ、当社の決算処理もあるし月曜日のアパレルシステムもあるから5本立てですね。何一つ共通項無し!(笑
ただ、なんか人気です。
心がけてる事は、これまでの無数の失敗から得た教訓

どれくらいしょうもない話が出来るかが争点

「どれくらいのしょうもない事でも相談出来るメディアを自分が持っているか」です。
コンサルで、しかも数十社を同時にお手伝いしていると、どうしても一社一社とのかかわりは、「雑」になります。
で、いったん「こいつ雑やな」と思われたら一気にお客様との距離が離れていきます。
いかにして、普段からカジュアルに接する事をしているか?相談されやすいと思っていただけるか?これが論点だと思います。
そうなると、レスポンスの速さや正確さ、言葉遣いや服装なんてのも絡んでくるような気がします。

鬼のレスポンス

僕とお付き合いしている人はご存じですが、鬼のスピードでレスポンスする事を心がけています。
もちろん、唸るような質問の時もあるし何かの真っ最中だとそうもいかんですが、それにしても早いです。
そうすることによって信頼を高めるようにしています。

なぜ、そうしているか?

理由は前述の通り、
「こんなええことがあったんですよー」
って、普段から言ってもらうため。
「エクセルの関数の事なんですけどお忙しいとは思うんですが・・・」なんて言われないようにするためです。
「われが最強なのは、無駄知識の数でござる」
普段からそう伝える事によって、「良い整形外科教えて~」とか、「おいしい店知ってる~?」とか、コンサル先の方にそんな質問もいただいたりします。

【脱線を修正】先日の出来事

さて、そんな事を心がけていて、タイトルとえらいかけ離れた話しを長々としてしまいました・・・
が、実際は深くこのことと関係があります。
今回、とある打合せをしました。
とある仕事が可能な特定の人材を求めていて、そのスキルを持っている人材との待ちに待ったミーティングでした。
話しをすると、スキルは十分にある。
地理的にも問題はない
価格帯も問題はない・・・ふむふむ
良い!!これは良い!!この人に頼んだら仕事出来そう。
そう思ったんですが

スキルはええけどなんか気に入らん

そう。なんか気に入らんのです。
なんでしょう?多分、態度
多分、物言い
相性かもしれない
考えすぎかもしれない間違っているのかもしれない
なるほどそうか・・・・
そこで思い出したのが、冒頭の田坂さんの話しの内容

なるほどAIはこの人たちの仕事を奪うのか

AI時代の半分が仕事を失う
残りの半分はどんな人か?
という所での僕が受け止めた回答は
「ああ、先生に相談したらなんか病気が治った気がする」
という医者
「先生の顔みとったら、なんでしょうもない事で家族で争ってたんかって思ってきましたわ」
という弁護士
だそうです。
薬などはもう、タブレットで沢山の回答をする方が正確だし、そもそもライフログで的確な予測が出来るかもしれません。
法律も、GPTに質問したら、勝てるか負けるかとか、お互いの言い分をAIがジャッジする時代になったらそもそも判例等も不要になるかもしれません。

相談しやすいかどうかで生き残りが左右される

その時に生き残るのは僕は、「相談したいかどうか」だと思っています。すぐ怒る先生とかいましたよね。今は少なくなりましたが。
ホスピタリティのみの話し。かといえばそうでもなくて、「ああ、親身になってるな」「相談したいな。相談してよかったな」と思えるかどうか。これが仕事が入るかどうかの境目だと思っています。

GPTのおかげで、相性悪い人に相談しなくてよくなっていく

GPTが出てきてからもう、「あ~もう!!こいつ仕事頼むのめんどくせえな!」って思ったときに僕が何するか?って
「ちょっとごめん〇〇ちゃん、あの人にもう仕事頼みたくないからGPTに聞きながら作ってくれん?」
お抱えの人に、プログラムやプレゼン資料を作ってもらってます。せっかく専門家に頼んだのに、なぜか仕事が遅い人が多数。
せっかくいただいた仕事。どうせならこんな時代。自分でやるんじゃなくて色んな人と一緒に仕事したいなあと思うわけですよ。
ただ、良く分からない遅れた理由とかを聞いたり、お客様に説明しなきゃいけないなら、そんな人とは最初から付き合わなくていい。そんな時代になってきました。

処理能力が無限になってきた

僕の周りにいる有能な方は、気づけばGPTで一瞬でプログラムや事業計画書が書けるようになっています。
これまでは受注のキャパがあったのでかなり限定的でしたが、今はもう、ササーっと書いて納品して、その後壁打ちしながら修正が出来るようになってきました。未経験の方でもGPTとプロンプトを使って、すぐに専門家の手伝いができるようになってしまいました。
さて、彼らのキャパが10倍、20倍となったぞ。
これまでは9~19の仕事は外注に出していました。

これから仕事をしていく中で必須のものは・・・

これからは???
一人で独占してもやっぱり疲れるから外注に出したい。でもこれからは、スキルや実績ではなく。。。
「人格」
だと思います。
ええやつかどうか
話しやすいかどうか
一緒にいたいかどうか
ずっと付き合っていきたいかどうか
そうであるように思いました。
そのことに気づいた今回のミーティングは非常に意義深いものでした。
こんな豊かな時代になってまで、相性悪い人と仕事したくないです(笑

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