【ZENログ】#6 新規事業の前に
経営者あるある
経営者って孤独であることが多いですよね。というより、従業員に相談できないこと(本当はしてもいいんだけど)があったりしますよね。
そして経営者は経営者でよく集まります。
経営者同士で話していると、すごいことをしている気持に陥ります。まじめな人ほど、そこで勉強をして、その集まりの人に見せるための立派な経営指針を立てたりします。
けどここで一度考えてほしい。
経営指針って誰に向けて作るものでしたっけ?
経営者という人種は、こんな流れで「新規事業」にも手を出しがちです。
新規事業はモルヒネ
あらかじめ言っておきますが、新規事業を否定しているわけではありません。あくまで、新規事業に手を出す前に、一度考えてほしいというお話です。
なぜ、新規事業をモルヒネに例えたか。
新規事業をすることの(経営者の)メリットは、
・これまでの専務だったり、会長だったり、めんどくさい人と絡まないでいい。
・マスコミとか、経営者の友達とかはじめ、周りにちやほやされる。
そう、新規事業は経営者にとって気持ちがいいのです。
ですが当然、新規事業は認知、販路、生産、価格設定など、仕組みづくりからしなければなりません。当然やることは多いです。
気持ちがいいのは最初だけ。
既存事業で稼ぐ方がかかるコストが低かった、なんて現場をたくさん見てきました。
新規事業に手を出したばっかりに、既存事業もろともボロボロ。
そんな手の出し方をしてませんか?
既存事業を見つめよう
まず、新規事業をする人は既存事業を軽視していることが多いです。
連続的に新規事業を考えちゃう人は、新規事業を薬物のように現実逃避に使っていませんか?
300万を稼ごうと思ったときに、新規事業と既存事業、どっちのほうが楽に稼げますか?
新規事業に手を付ける前に、ぜひご一考ください。
あとがき
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