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【871球目】成果

成果を出すことの大切さ。
この大切さが自ずと身に着いたのは周りの環境のおかげです。今日は成果について書いていきます。

数字

大学を卒業して最初の仕事は営業でした。
営業という仕事はとても分かりやすいと考えています。常に数字が付き纏いますし、数字をやるかやらないか、考え方はいたってシンプルです。

その月の目標値があります。それを稼働日で割ると1日の目標が出てきます。毎日の目標をいかにして達成するか。目標値を超えていると気分は良いですし、届いていないと気分は良くないです。個人の数字が積み重なって支店の数字になっていました。自分の目標を達成するのは当然として、支店の数字を達成する為にどれだけ数字を伸ばすことができるか、そればっかりを考えていました。

新卒1年目から3年目という最も吸収しやすい時期にその感性が磨かれたことは運が良いとしか言いようがありません。成果を出すことにこだわる。無意識にそれができるようになったことは、本当にありがたいことです。

経営者でも

経営者でも成果に無頓着な人は数多くいらっしゃいます。
成果に繋がらない仕事や活動をしているのをみると随分と余裕があるなと感じてしまいます。経営者だから、社長だから成果にこだわるものと普通に考えてしまいそうですが、実はそうではなかったりします。経営者になっても学びがないと、成長しません。ただ、経営者は日々の動きの中で多くの学ぶ機会があります。

小さい会社であれば、営業部長、経理部長、総務部長、財務部長、製造部長、情報システム部長、コンプライアンス委員長、BCP対策委員長、全て社長が兼任ですからね。こんなに面白い仕事はありません。

成果を出す為に

無意識に成果を出すことが身に着いている人には必要ありません。ただ、それが身に着いていないと意識をする必要があります。ただ、成果だけに意識がいくと、時として行動がおかしくなる場合があります。その時の為の言葉が、

正しい思考と行動は成果へと必ず繋がる。
ただし、そこにはタイムラグがある場合がある。
です。

ここで大切なことは主体性と当事者意識。この2つがあれば、トライ&エラーを繰り返しながら成果へと進んでいくことができます。やらされているだけでは、トライもなければエラーも次に続くことはありません。主体性と当事者意識こそ正しい思考であり、そこから出てくる行動は必然的に正しい行動になります。

正しい行動

三陽工業として正しい思考と行動は三陽ルールブックに纏めています。
人の悪口を言わない、人が嫌がることをしない、そのレベルの具体的思考と行動を纏めている三陽ルールブック。ひとつひとつは誰でもできる思考と行動です。これを誰にもできないくらい徹底してやる。それこそが、自分自身に付加価値をつけることに繋がりますし、最終的には三陽工業の力になってきます。

誰もができることを誰にもできないくらい徹底してやる。
簡単そうでとても難しいです。

  • 気持ちの良い挨拶。

  • スリッパを揃える。

  • 落ちているごみを拾う。

  • 相手の気持ちを考える。

  • 遅刻しそうなときは連絡する。

  • 約束を守る。

  • 情報は漏らさない。

  • 必要なことは伝える。

ひとつひとつを見ると、全く難しくないことばかりですね。これを誰にもできないくらい徹底してやるのが難しい。それができれば人は成長していきます。

変化すること

正しい思考と行動は主体性と当事者意識から生まれます。
主体性と当事者意識を深く考えていくと、変化をすることに辿り着きます。
自分自身で成果を出さないといけないと思うと、成果が出ていない時には様々なことに疑問を持ちます。

この考えで良いのだろうか?
この行動で良いのだろうか?

そこで軌道修正が行われていきます。ずっと成果が出続けることはなかなかありません。出ない時に、どう考えるのか。壁やトラブルは成長の源泉です。

それがあるから今の自分があります。その壁やトラブルから逃げていると、なかなか人は成長しません。なかなかというより、成長しないと言い切ってよいかもしれませんね。

ただ、そこで大切なことは1人ではないということ。周りに協力や助けを求めることも大切なことの1つです。そうやって、助けられながら成長していけば良いのです。外部環境の変化が著しいですね。もっともっと変化をしていきます!

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!