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【311球目】第一種衛生管理者

衛生管理者には第一種衛生管理者と第二種衛生管理者があります。

今日は製造業に必要な第一種衛生管理者のお話をします。

第一種衛生管理者とは

第一種衛生管理者とは、まずは下記の説明をご覧ください。

常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
 第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
 第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。
 主な職務は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などです。

公益財団法人 安全衛生技術試験協会HP

私たちが仕事をしている製造業においては第一種衛生管理者が必要になります。それはHR事業においても同様になります。要は50人以上の事業場については1人、有資格者を選任する必要があり、三陽工業の場合は、原則拠点長がその有資格者になっています。

私も平成18年6月13日に取得をしました。

三陽工業に入って間もない頃です。必ず必要になると思って取得をしましたが、1回目の試験では落ちてしまったので、一発合格の人は本当に素晴らしいと思います。

2回目での合格でした。

製造業のみの企業では、総務等の管理系の部署の人がこの第一種衛生管理者を取得している場合が多いですね。大企業になると、安全の部署がその役割を担っていたりします。各企業によってバラつきはもちろんありますが、管理系部署での第一種衛生管理者が多いです。ちなみにこの第一種衛生管理者は国家資格です。そして、私自身も取得をしているので、その難易度は理解しています。

難易度がとても高いとは言いませんが、しっかりと勉強をしないと合格しないレベルです。

生産推進グループ

三陽工業の強みは生産推進グループです。

そんなことをあちらこちらで言っています。その要因の1つがここにあります。生産推進グループの社員がこの第一種衛生管理者を目指して勉強してくれています。現在その取得率は全体に対して0.5%と割合にすると低く見えるかもしれませんが、三陽工業に入社して、生産推進グループとして現場配属になり、その上で、勉強を進めて、第一種衛生管理者に合格する。

なかなかできるものではありません。

HR営業や拠点長は当然取得すべき資格です。生産推進グループ社員がそれを目指すのは当初は予想以上の動きでした。1人、また1人と合格者が出ています。

素晴らしい。

拠点長未満がこの資格を取得すると資格手当がつきます。日中、夜勤も含めて現場で作業を行いながら、勉強して資格取得をする。ある拠点長の言葉がとても印象深かったです。三陽工業に入って、第一種衛生管理者の資格を取る時が人生で1番勉強しました。今まであんまり勉強しなかったんですね(笑)でも、三陽工業がそんな場所であることをとても誇らしく思います。

勉強はいつからでも始められます。

学生時代にしていなくても、今からいくらでもできます。志を持った仲間がいることが三陽工業の強みであり、そういう思考と行動が日本の製造現場を元気にしていきます。

理想の形

HR事業部の拠点長以上は当然の様に取得。

HR事業部の主任も取得。一般の営業社員は取得することを目指す。生産推進グループ主任も取得。一般社員の中でも取得を目指す人がもっともっと増えてくる。こんな形が理想ですね。

きっとそうなる。そう想っています。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!