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【485球目】三陽工業の強み

新しい期になって色々と思考することがあります。本日は改めて三陽工業の強みを考えてみたいと思います。


強み①-生産推進グループ

生産推進グループの何が強みなのか。その最大の強みは、三陽工業の理解をして仲間を増やそうと思考して行動してくれる主任が現場の中にいることです。

製造現場においては、技術の軸を求められます。ですので技術の軸のことは考えるけど心の軸のことは考えない雰囲気がある場合もあります。これは製造現場のみならず、多くの組織でそういった思考になる場合がありますよね。技術の軸を持っていると確かに重宝します。ただ、それだけに偏るとチームで仕事を行う際に必要なコミュニケーションだったり、人を応援するという感性が減少してしまい、結果としてその効率は落ちてしまいます。

人が辞める時の理由はささいな事が多いです。もちろん、大きなどうしようもない理由と時もありますが、多くはささいな事です。その予防ができるのはこの心の軸を高めようとする仲間がどれくらいそこにいるのかです。ある拠点においては生産推進グループの主任がいる職場において1年間で退社した人数は2人でした。製造部全体でも1年間で退社した人数は2人です。心の軸を伸ばす感性は退社率を抑制してくれます。技術の軸心の軸の両方を伸ばそうとしてくれる生産推進グループの社員、それが三陽工業の最大の強みです。


強み②-HR事業と製造事業の相乗効果

ヒト・モノ・カネ、いわゆる経営資源において最も大切なものは間違いなくです。その価値は年々向上しています。

私が社会に出た23年前ではそんな企業は少なかったはずです。今では、人を大切にできない企業は未来がないと断言できます。三陽工業の製造部と子会社の工場ではその心配を一切する必要がありません。生産推進グループの社員がその候補者になります。もちろん、本人の希望が前提になりますが、生産推進グループから子会社へ異動することはよくあることです。

20代、30代の志を持った成長意欲の高い人が自社工場にやってくる。ものづくりの経験を持って三陽工業を理解した上で来てくれる。その工場における固有の技能は入ってからにはなりますが、そのベースを持った人が来てくれることは、今の市場環境を冷静に見ることができるならば、とてつもない強みであることは理解できるはずです。

HR事業においても製造業をやっている強みを出すことが出来ます。製造業もやっていることでお客様の心証が違います。働く人の気持ちも異なって来ます。理想は営業拠点の近隣に工場があることです。前期、43期には愛知県豊明市に太田工業所が出来ました。豊田営業所や岐阜営業所から多くの人が見学に行きましたし、実際に太田工業所で働いている生産推進グループ社員も既にいます。この2つの事業の相乗効果。大きな強みの1つです。


強み3-採用力

人が全然採用できない。

多くの企業の経営者や採用担当者がそんな話をしています。大手企業であったとしても、良い時と比較すると苦労が増えています。私達三陽工業においてもこの採用力を意識し始めたのは2016年からです。この6年間でこの採用力を高めて来ました。もちろん、元々あったものも最大限活用しています。

この採用力。大切なのは導線と受け皿です。この2つが機能してこそ採用力が高まってきます。そして、受け皿という面においては、採用力を担っているのは社員1人1人と言っても過言ではありません。そして、強みは採用力があることではありません。常に採用力を高めようとするその姿勢であり行動です。環境はこれからも変化をしていきます。その環境の変化に合わせて自分たちも変化、シンカしていく必要があります。10年前の採用の考え方は現在では一切通用しません。この数年でも大きな変化が起きています。これからもその変化は止まらないでしょう。そこを考えて行動できるのが私たちの強みの1つです。


強み④-やったことがないことをやってみる

43期1年間で三陽工業では621件のやったことがないことをやってみました。その1年前は152件なので大幅な伸びを見せてくれています。

今から6年前の38期に初めてやったことがないことをやってみようという言葉を使いました。あれから6年間ずっと言い続けています。まだまだ、もっともっととは思いますが、やったことがないことをやってみる文化が三陽工業に少しずつ定着しつつあると感じています。これは間違いなく強みの1つと断言できます。


まとめ

細かい強みを書いていくともっともっとあります。エントランスにバイクを飾っていることや川重明石工場の正門前に明石支店があること等も強みになって来ます。この強みをどう生かしていくのか。会社全体をどういう方向に持って行くのか。三陽工業の未来は社員1人1人の成長にかかっています。これからも強みをより伸ばしていきながら未来を明るいものにしていきます。

本日もありがとうございました。
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