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【279球目】吉野家失言はなぜ

数日前のニュースですね。

吉野家の常務取締役が早稲田大学の社会人向け講座の中で信じられないような発言をして問題になっていました。その後、吉野家の役員は解任され、他に就いていた職も次々と解任されています。なぜ、こんな失言が生まれたのか、考えていきます。


失言する人

失言する人と言って真っ先にどんな職業を思い描くでしょうか。

政治家の失言は多いですよね。東京オリンピックの開催に関しても問題になっていましたし、定期的に政治家の失言問題は多い様な気がします。もちろん取り上げられ方が大きいことも影響しているとは思います。失言する人は自分に自信がある人が多いと思います。

自己肯定感が非常に高い。

生きていく中で自己肯定感はとても大切です。しかしながら、それが強すぎると、私は正しいという思考から幅が出てきません。私は正しいという思考に入り込んでしまうと、ズレてしまう場合があります。いやいや、それは違うでしょ、周りがいくらそう言っても聞く耳を持たなくなってしまう。失言の裏にはそんな状況があるのではと推測しています。

では、何が必要なのか。


謙虚さ

謙虚さが必要だと考えています。

自己肯定感を持ち、自分が考えていることが正しいという想いを持つことはとても大切なことです。それに、謙虚さを加える。謙虚さを持つと人の意見に耳を傾けます。あれ、もしかして、あの人の言っていることは一理あるよね。そこで自分の思考に変化を与えることができます。ちなみに、私は自分の言葉にとても気を使います。

いわゆる、気にしいです。

もっとこう言えば良かった、あの言い方は少し間違った、こんな言い方の方が良かった、そんなことをよく考えます。自分に自信を持っているかと言われると、どうでしょう、まだまだですね。25才くらいが最も自信を持っていたかもしれません。当然と言えば当然です。三陽工業の連結での売上高は約70億。41期が最高の約72億ですから、これからの未来は全てがやったことがないことになります。

100億ではどうなっているのか。200億では、300億では。

イメージすることはありますが、その時になってみないと分かりません。そして、その時のイメージは良い事も大変な事もイメージします。やったことがないことをやる時に人は不安になります。だからこそ、これで自分は出来るとか、自信過剰とか、そんな考え方をしてしまった瞬間に落ちていく気がしています。常に、まだまだ。そう考えています。


自信と謙虚さ

結論は、自信と謙虚さのバランスが大切だと考えています。

どちらかに偏るとおかしくなる。俺はできると思った瞬間にその成長は鈍化するもしくは止まります。自分に自信を持ちながらも謙虚さを持ち合わす。そうすると、まだまだという想いが出てきます。まだまだと考えているので、もっと成長します。ここまで行けばもう十分ということにもなりませんし、常にシンカをしていきます。それに加えて、謙虚さを持ち合わせると、周りの人に優しくもなれます。前工程の人や後工程の人、部下や同僚に対して優しくなれることがこの謙虚さを持ち合わせている人の特徴でもあります。

今回の失言によって吉野家がどうなっていくのかは分かりません。

家に帰るまでに2件の吉野家がありますが、人が入っていない様な気がします。株価も4%ほど下がったそうです。自信と謙虚さのバランス。これからもそれを意識しながら、周りに優しい人になれるようにシンカしていきます。

本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!