【489球目】日本代表
野球のWBCが開幕しましたね。メジャーリーガーの参加が積極的なこともあり、ここ数回の大会で最も盛り上がりを見せています。日本代表の優勝を期待しています。と、今日はそんなお話ではなく、三陽工業にも日本代表がいるというお話です。そして、そんな選手を三陽工業は応援しています。
日本ろう野球
みなさん、こんな協会をご存じでしょうか??
ホームページにある会長のご挨拶です。聴覚障がい者の硬式野球、その日本代表選手が三陽工業の社員です。三陽工業においては、障がい者雇用に積極的に取り組んでいます。その流れもあり、現在ではこの日本代表に所属する選手(社員)に対しても応援を行っています。定期的に行われる日本代表合宿や、世界大会の際にはどうしても費用がかかります。その費用を会社が負担して少しでも本人が野球に集中できる環境を創っています。
そして、声を大にして言いたいのは、この社員は生産推進グループの所属です。ですので、配属先にて就業をしています。試合日程にもよるのですが、平日の移動等も発生する可能性があります。配属先にもそれをご理解、ご協力を頂いていることに心から感謝申し上げます。ちなみに現在の日本ろう野球協会の会長は国会議員の今井絵里子さんです。元SPEEDの今井絵里子さんですね。私と同世代なのでとても親近感が湧きました。
たまたまの縁
実はこの日本代表の選手(社員)の大学時代の野球部の先輩が三陽工業に複数名在籍をしています。
ただ、その繋がりではなく、何も知らない状態で三陽工業の門を叩いてくれました。面接時にそれが分かって今に至ります。たまたまの偶然、そんなご縁に感謝です。人と人との縁。とてつもない確率ですよね。以前このnoteでも書きました。
人と人が出会う確率は0.025%。とんでもない低い確率で人と人は出会います。そんな出会いを大切にしてきて、今があります。そして、これからもそういった出会いを大切にしながら、この三陽工業という会社はシンカをしていきます。
多様性
この言葉を使う人が随分と増えて来ました。
私はあまりこの言葉が好きではありません。多様性って当たり前ですし、1人1人が同じことなんか絶対にあり得ない。それが親でもこどもでも、1人の人格があってそれを尊重することは、人として当たり前すぎて言葉にすることに違和感を感じています。ただ、多様性、多様性と叫ばれるという事は、それが実現していないからこそなんですよね。人種、国籍、性別、その人の個性、人を何かに分けるいくつもの基準があります。ジェンダーもそうですが、男性だから、女性だから、そんな時代があったことはよく理解をしているつもりです。ただ、それも人によって様々な違いがあり、1つの基準で縛れるものではない、そう考えるのが自然だと思っています。
30才くらいまでの私はいたって普通=多数派の人でした。リーマンショックで変化をしてから、普通=多数派って何だろうと考えるようになりました。やったことがないことをやってよう!という社内にある言葉その典型ですが、これをやる時は、その多くが多数派ではない状態にあります。なので、不安になるし、様々な否定的な意見も浴びます。でも、やり続けたから今があります。普通=多数派が全て正しいとは限りません。全ての人はその個を尊重されるべきです。多様性という言葉が世界から消えた時、本当の意味での多様性のある世界が実現されているのだと考えています。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!