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【502球目】責任感

あと数日で2023年の新卒社員を迎えることになります。昨日、入社式で話す内容としてこのnoteを書きましたが、やはり一度ここに書いてしまうと事前に読んでしまう人もいるので、全然違う内容にします。ずっと挨拶の内容を考えていましたが、今日の朝の通勤中の車の中で固まりました。当日をお楽しみに。


社会人一歩目

新卒で三陽工業に入社をするという事は、社会人の一歩目を三陽工業で歩み出すということです。

三陽工業においての経験値がそのまま本人の社会人としての経験値になっていく訳ですから、とても大きな責任を担っていると考えています。私も今から23年前、その一歩目を踏み出しました。踏み出した時に痛感したことは、野球をやっていて良かったということです。野球を通じて学んだ上下関係はそっくりそのまま社会においても通じました。野球を通じて学んだ元気の大切さもそのまま通用しました。三陽工業に入社をした27才の時でさえ、それを痛感したことをよく覚えています。社会人一歩目を担う責任。とても重たいものです。


長年考えていたこと

積極的な新卒採用はこの5年間くらいずっと考えていました。

考えてはその思考が消え、また考えては消え。その一歩を踏み出したのが、昨年のHR営業の新卒社員です。2022年新卒で初めて積極的な新卒採用に踏み切りました。そして、2023年新卒においては間接部門と生産推進グループでも積極的な新卒採用をスタートしており、この4月には多くの仲間を迎えることになります。数年前までの、考えてはそれが消えてとその繰り返しをしていた時の思考回路は、まだ受入れ側の準備が不足しているということでした。自分たちのことで精一杯の状況が続いていたのもあり、十分なサポートやフォローが不足してしまう、そんな思考です。やったことがないことをやってみようという言葉がありますし、やりながら考えることが好きな私ですが、この新卒社員受け入れについては上記の様な重たい責任を感じています。どうしても慎重になりますよね。


準備完了

そんな慎重な思いからスタートしたきっかけは、今なら受け入れることができると判断したからです。

今の三陽工業においては、十分にサポートフォローを行うことができる。もちろん、本人の頑張りは必須にはなりますが、それを支える仲間が今の三陽工業には数多くいます。どの拠点においてもそれを支えることができる。そう判断したからこその動きです。1年後。どんな状況になっているか。既に2024年新卒社員の動きもスタートしており、年々その責任は重たくなっていますが、その反面、この時期に鍛えられる部分もあり、三陽工業の更なるシンカに繋がっています。


1年が早い

2022年4月に入社した社員は2年目を迎えることになります。
2021年4月だと3年目。
2020年4月だと4年目。
2019年4月だと5年目。
2018年4月だと6年目。

積極的な新卒採用を行う前にも新卒社員は入社しています。月日が経つのが早いとしみじみ感じますね。昨年、桜の木の下でお酒を飲んだことをよく覚えています。未来の三陽工業を担う若い力が育ってきていることに感謝です。そして、いずれ新卒社員の中からリーダーが出てきたり、拠点長が出てきたりすることを楽しみにしています。

過去・現在・未来

私が入社する前、随分と過去の話ではありますが、明石工場向けに新卒社員を数年間やっていたことはあります。

明石工場の協力会社数社でやっていたので、三陽工業独自ではありません。私が入社する前ですから20年以前のお話です。現在においては、新卒採用を行うことが三陽工業において特別な事ではなく、業務の一部となっています。2024年も既に動いていますから、そうこうしているうちに2025年もそのうち始まる事でしょう。新卒社員はこの4月からスタートです。そして、1人1人の未来への第一歩がそこから始まります。1年、3年、5年、10年。人によっては異なる未来にはなりますが、成長したい、シンカしたい、そんな想いをサポートできる環境をこれからも整えていきます。

20代の時に漠然と思っていたこと。カッコいい30才になりたい。30代の時に漠然と思っていたこと。45才をピークに持っていきたい。45才の今、漠然と思っていること。時間は誰に対しても平等であり、今日が人生で史上最高の日であり続けること。こんな感じで考えています。1億円、いやいくらでも払うから20代に戻りたい。年よりのお金持ちはそう言います。ということは20代は1億円いやとてつもない価値があるということです。20代の時には感じませんでしたが、今はよく分かります。ただ、日々を必死にやっていたので後悔はありませんし、今思うと基礎をしっかり固める期間だった気がします。4月3日が楽しみです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!