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【343球目】ターニングポイント①

今までの三陽工業においていくつかのターニングポイントがあります。覚醒という言葉で表現することもありますが、今日はそのターニングポイントを出来る限り冷静に客観視(いつも想いが入りすぎるので)しながら書いていきます。

1つの記事に纏めようと書いていったのですが、余りにもボリュームが出てしまったので、2つの記事にしました。明日もターニングポイント②として続きますので合わせてご覧ください。そして、どこからか客観視するつもりが想いが入ったことをご容赦ください。

高砂事業所

なぜこれが最初に来るのか。
私が入社して、初めてのやったことがないことをやってみようはこの高砂事業所です。今日のお話の中では最も古いので最初に書きます。

それまで、川重明石工場のお取引が大半だった三陽工業がその幅を広げる機会を頂いたのが、この高砂事業所での取引です。当初は派遣契約でしたが、自社工場から優秀な社員を引き連れていきました。ある日、当時の本社の横にある更衣室の為の一軒家に3人を呼んで5月25日からここへ行ってもらうから。こんな感じで研磨をする仕事なので、今も研磨しているから問題ないでしょう。

行かないという選択肢はありません。

業務命令として行ってもらいました。
そして、なぜなら、そこへ行った方が本人の人生が豊かになると確信をしていたからです。その日から長い月日が経っていますが、少しずつそれが証明されていますかね。高砂事業所は、規模としては決して大きくはありませんが、その後の思考や展開に大きく影響を与えてくれたターニングポイントです。初めてのターニングポイントで、様々な不安と直面をしました。その経験値がその後の展開に自信をくれたのは間違いありません。

その縁を頂いた方々には感謝でいっぱいです。

県外進出

リーマンショックでそれまであった派遣事業の売上が大きく減少しました。その減少を取り戻すべく、まず始めに取り組んだことは新規営業

川重明石工場以外のお客様とお取引すべく業種、エリアを拡大して新規営業にまずは兵庫県内で取り組みます。明石、神戸市西区、加古川だけだったエリアが加東や加西、神戸や姫路へと拡大していきました。

その拡大の流れが岐阜へと繋がり始めての県外進出を果たします。

規模拡大による業種の拡大エリアの拡大がここで発生します。今まで売上の約90%がオートバイだったものが、自動車関連航空機といった業種のお客様と派遣事業で取引をすることにより、1つの業種に偏るという状況が緩和されていきました。エリアも拡大していき兵庫県明石市とその近隣だけだったエリアは一気に拡大していきました。業種の拡大及びエリアの拡大により、1つの場所で1つの業種と比較すると1つの業種に偏るリスクは軽減されています。

indeed

騙されたと思って使ってみてください。

この一言から始まったindeed。当時のindeedの認知率は約10%強です。ほとんどの人がindeedを知らない状況です。そんな時に、これ凄いんですと言われても・・・・・ですよね。ただ、採用の導線については常にアンテナが立っていましたから、一度使ってみました。そして、その効果に驚きます。

indeedの先行者利益を取れたこともそうですが、採用を科学していく、採用=マーケティングであるという思考を根付かせてくれたのも、indeedのおかげです。

そして、この縁を繋いでくれたある会社の営業社員

とても元気でした。今も元気かな?毎週、全ての媒体の担当者の方々にも集まってもらって採用会議を行っていました。そんなみなさんにも感謝です。

生産推進グループ

一般的な製造派遣での働き方は有期契約、時間給、福利厚生や教育研修は最低限。そうすることが会社の利益が最大化できるという考え方に違和感を感じ、誕生したのがこの生産推進グループです。

正社員、昇給、賞与、退職金、教育研修の充実、福利厚生の充実、まだまだ完成している訳ではなく試行錯誤を継続しています。全てを充実させていき、仲間を増やしていく。一般的な製造派遣の考え方とは全く異なる考え方です。配属先で仲間を増やしていく、自社工場で心の軸と技術の軸を伸ばしていく、業種転換で自分の可能性を求めていく等、多様な働き方を可能にするこの生産推進グループは、三陽工業の軸の1つです。求職者、社員、お客様のファン化を目指すことにより、日本の製造現場を元気にするというビジョンを達成するために、この生産推進グループはこれからもシンカを続けていきます。

ターニングポイント①はここまでです。

明日のターニングポイント②に続いていきますので、またご覧くださいね。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!