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【530球目】5年前

5年前と聞いてどんなイメージを持ちますか?

最近?少し前?随分前?捉え方は人それぞれですが、私の感覚だと随分と前の様な気がします。コロナ禍もありましたから余計にそう感じるのかもしれませんね。今日は5年前、2018年について書いていきます。


HR拠点の新設

5年前の2018年には多くのHR拠点が新設されています。

島根営業所・埼玉営業所・岡山営業所・福岡事業所・豊田営業所・山口営業所です。多いですよね。6ヶ所の新設ですから単純に2ヶ月に1つ出来ている計算になります。実際にはそんな平均的な感じではなく、同月に2拠点で新設がありました。過去を遡った時に最もHR拠点が増えたのがこの2018年です。今ではその場所にあることが当たり前の1つ1つの拠点も、少し時間を遡るとそこには何も無かったのですから、何か感慨深いものがあります。


ものづくり拠点の新設

GT製造部の拠点や子会社もこの年は増えています。

玉津研磨第2工場・西河原工場・サンテック・サンユウ(現長野工場)の4ヶ所です。3ヶ月に1ヶ所の計算ですね。1年に2社のM&Aもこの年は実施しています。2018年6月1日が三陽工業として初めてのM&Aです。その翌月7月の末には玉津第2工場を入札で取得しています。HRとものづくり合わせると10ヶ所がこの2018年に新設されています。ほぼ毎月どこかで何かが出来ていますね。そして、準備を含めると1年中休まずに新設に対して動きを取っていたのがこの時期です。


玉津研磨第2工場

最近のデータを見ると19社のお客様とお取引があります。

ただ、この工場が出来た時には数社程度のお取引しかありませんでした。そもそも、既存の森友工場が手一杯だった為に、森友工場を現在の西河原工場へ移して研磨工場として稼働させる予定だったのが、急遽新たな仕事が入った為に、西河原工場は別の目的で稼働しながら新たな場所を探していて、縁があったのが現在の玉津第2工場です。入札物件でしたので、入札できなくても後悔しない金額で札を入れました。それくらい欲しかった。その結果入札が出来た訳ですが、稼働当初のスペースに余裕のある風景はよく覚えています。そして、そこから数年間は玉津第2工場としては赤字が継続します。完全なる投資フェーズです。その投資フェーズにおいて、1社、また1社とお取引先が増えていき今に至ります。現状で満足をするつもりはありませんが、5年前と比較するととても大きなシンカです。これからもっとシンカしていくでしょうし、どこかでまた手狭になってくるような気がしています。


この頃

2018年3月~2019年2月は三陽工業の第39期になります。

この39期は前期の売上高から1.5倍になった急成長の年です。この時期には多くの仲間が増えています。今の礎になった様な年ですね。39期から私は社長になっています。専務から社長になったのですが、とても自然と移行できました。リーマンショック以降は肩書はまったく気にせず、この会社を強くしないといけないという一心でしたので、一般社員だからどうとか、専務だからとかという意識はありませんでした。社長になった時もありのままでいけたのは、この様な流れがあったからだと考えています。


5年という期間

5年という期間は長いのか短いのか

小学校1年生のこどもが小学校6年生になるのですから、そう考えると長いですね。5年前の三陽工業と今の三陽工業は全く異なる企業です。5年後も同じことが言えないといけません。2028年から5年前を振り返った時に、色々と試行錯誤していたよね、退社率ってこんなに高かったんだ、紙だらけだったよね、お客様少なかったよね、色んな部署で多くの振り返りがあるはずです。5年前を振り返りながら、今もそのうち5年前になります。その振り返りの時に、シンカできたよねと言い切れるように、今日もまたシンカをしていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!