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【306球目】野球と仕事のリンク

野球と仕事はとてもリンクする部分があると考えています。

今日はそんなお話になります。


小学校・中学校

まず、自分自身がどんな選手だったのか。

小学校3年生の時から野球を始めました。人より少しだけ上手いくらいの選手です。小学校の時のポジションはファーストから始まり、ショートで終わっています。セカンド以外の内野手はピッチャーもキャッチャーも含めてやりました。打順は1.2.6番が多かったので、たいしたことなかったです。

小学校の時に、野球のことを真剣に考えた記憶はありません。そんな小学校時代です。中学校はサードでした。二桁の背番号から始まり、最後は7番サード、キャプテンです。7番ですからね、これまた大したことなかった訳です。中学校の時もそこまで野球のことを考えた記憶がありません。


高校・大学

高校は2番ショートです。

高校の時はそれなりに色んなことを考えていました。最強打者2番ではなく、繋ぐタイプの2番でしたから、これまた大したことない訳ですよね。自分に力がないことを理解していましたので、色々と考えたつもりですが、考えは浅かったと思います。大学に入ると、変わります。監督がいないというのもありましたが、2学年上、1学年上のチームでは2番サード、自分の学年になると、1番か2番でショートになります。

大学の時は本当によく考えました。入部した日からキャプテンをやろうと考えていたこともあり、本当に野球に対して真剣でした。力のないチームが勝つためにどうすればいいのか。格上に対してどう戦えばいいのか。自分の役割は何なのか。チームの為に自分自身が何ができるのか。そんなことを常に考えながら、野球をしていました。それでも多くの後悔は残っています。

あの試合のあの場面ではこうするべきだった。20年以上たちますが、鮮明に記憶に残っています。


仕事とリンクする所

野球と同じく、私たちの会社は決して強くありません。

上場している同業他社は三陽工業の10倍、20倍の企業規模があります。そういった所と各地で勝負をしていく訳ですから、そもそもこの点が私の野球の経歴と似ています。自分自身もそうです。とても有能な経営者であるとは思っていません。

普通の人です。

でも三陽工業の社長なんです。その上で何をしていくか。会社のビジョン達成の為に、何が出来るのか。そんなことを考えています。監督としてサインを出す際には、その場の流れや、走者・打者の能力、そして、相手投手を始め、相手の能力を見極めた上で、最善の策を取ります。今年からは2年間、セカンドでしたが、今年からはファーストに戻ったので、よりそういった思考がやりやすくなっています。

当たり前のことを当たり前にやる大切さ

野球も仕事も一緒です。仕事でよく言う言葉があります。誰でもできることを誰もが出来ないくらい徹底してやる。これは野球も同じです。誰もがいつもホームランを打てる訳ではありません。打者は結果がでない時の方が多いです。その中で得点を積み重ねる為にどうすればいいのかを考えて、最も確率の高い選択をする。ヒットを打つ確率と内野ゴロを打つ確率。仮にヒットが3割、内野ゴロが9割としましょう。3倍異なります。例えば、競馬で単勝1.2倍の馬と3.6倍の馬くらい違う訳です。どちらにかけるかは一目瞭然ですよね。確率を常に考えながら、流れの中で突拍子もないことをやる。

野球も仕事も同じなんです。

外部環境を捉えて、競争相手を理解し、もちろん自分たちの能力も理解した上で、最も確率の高い選択をする。時には、確率が低いと考えたとしても、流れを踏まえてやることもある。こんな書き方すると、仕事にも野球にも共通していると認識ができます。

今も野球が出来ていることは幸せなことです。

そして、その野球から今でも学び、仕事にリンク出来ていることに感謝をしつつ、野球も仕事も必死になってこれからもやっていきます。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!