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【259球目】働かないおじさん

Googleに働かないと入力すると、働かないおじさんと出てきます。巷では1つの問題となっています。今日はその問題についての私の考えを述べていきます。


働かないおじさんとは

・役職定年や定年再雇用前後でモチベーションが落ちてしまう社員
・本人は真面目にコツコツ働いているが、会社の方向性とズレている
・働き方改革やリモートワークやDX(デジタルトランスフォーメーション)にうまく適応できない管理職が発生している
・自律的に能力開発をしてほしいが、学習習慣が根付いていない中高年が多い
・ジョブ型雇用に切り替えが進む中で、自分の活躍領域を真剣に考えてほしいが、なかなか変化を受け止められない

簡単に調べてみると、こんな感じで纏まっています。そりゃそうですよね。例えば、現在60才の人が30才の時、今から30年前は1992年です。1992年と言えば、松井秀喜さんが高校時代に5打席連続敬遠、長崎のハウステンボスが開業、東海道線・のぞみが運転開始と、もはや歴史と言っても良いくらい昔のような気がします。

リモートやDXについても書いていましたが、ネットが世界を変えたと言っても過言ではないでしょうから、そういう意味では変わる前の世界と変わった後の世界で苦労しても当然だとは思います。


働かないというより働けない

そして、これは個人の問題と言うよりも企業側の問題ではないでしょうか。

三陽工業にもおじさんはたくさんいます。でも、みんな働くおじさんです。人によって役割や責任は異なりますが、自分の与えられたポジションで精一杯働きながら、シンカをしてくれています。そこにやるべきことがあり、方向性が見えていれば自ずと自身の成長意欲も出てくることでしょう。企業にとって必要な人と判断し雇用している訳ですから、その人の特性を活かして働いてもらえばいい、その環境を準備すればいいだけの話です。

働かないのではなく働けない。

そう考えています。


多様性

そもそもおじさんという年齢で縛ることに意味があるのか。

働かない若者はいないですかね?働かない人で良くないですか?年齢は誰しもが平等に重ねていきます。誰にも20才の時はありましたし、60才の時もあることでしょう。年齢で縛る、おじさんだけにフォーカスすることに違和感を少し感じます。もちろん、収入が高いとか社歴が長いのにとか、そんな部分もあるとは思いますが。おじさんTikTokは面白いから良しとします(#^.^#)

自分自身を見つめても、44才で十分おじさんの域です。22才-25才は何も考えずにひたすら前進していました。25-27才で前進しながらも視野を広く持つことの大切さを学びました。27才で三陽工業に入り30才まではこれまた限られた中ではありますが、ひたすら前進していました。30才、リーマンショックで急停止。思考を繰り返しました。そして、またもは前進すべく一歩目を踏み出します。30才-40才までは、再びひたすら前進になります。40才、IPOをやると決めて、思考と行動を繰り返しました。40才-44才は前進、停止の繰り返しです。

そして、今に至ります。

年を取るにつれて、作業を行うことが減りました。その分、思考と行動の時間が増えました。脳に汗をかくと言いますが、まさにその通りだと考えています。そして、これから15年経てば60才になります。この15年、働きまくるおじさんとして、これからも前進していきます。

どんな世界が待っているでしょうか。

世の中、乱気流です。しなやかにシンカしていきながら進んでいきます。本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!