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【367球目】ヴィッセル神戸

今年でヴィッセル神戸のスポンサーをして11年になります。

スポンサーをして翌年にJ2へ降格しました。そして、また今も危機ですね。今日はそのお話です。

スポンサーになった経緯

そもそも私は野球人です。

そんな三陽工業に野球部があったり、甲子園球場の年間指定席を持っていたりするのは自然な流れかもしれません。ではなぜヴィッセル神戸のスポンサーをしているのか。たまたまのご縁です。ある人からご紹介を頂き、検討した結果、やり始めました。なので、ヴィッセル神戸のスポンサーを始めた時は、サッカーに関しては全く興味がなかった。日本代表をテレビで見るくらいの状態でした。そんなヴィッセル神戸とのご縁を今も大切にしています。

感動したこと

初めてヴィッセル神戸のスタジアムに行って、感動したことがあります。

それは、試合前に相手サポーターに対して、ようこそ神戸へ!という歓迎から始めるということです。野球も今でこそ7回のラッキーセブンに相手チームの応援歌を流したりしていますが、当時はそんなことなかったので、とても新鮮でしたし、その思いやりはとても好きになりましたね。そして、スポンサーを始めてすぐ位に、当時のヴィッセル神戸の社長が会社に来られて、その話をしていると、次の動画を見せてくれました。

2011年6月のヴィッセル神戸VSベガルタ仙台の試合のオープニングです。

これで一気にサッカーって、Jリーグって良いよな、そんな気持ちになりました。YouTube見ていると、これのお返しの様な動画を見つけました。

試合相手はライバルであり、敵です。

しかし、その相手をまずは尊重し、思いやる。そして、試合が始まったら思いっきりやる。単純に、純粋に感動しました。こういう価値観、世界観はとても好きです。そこから10年以上、スポンサーを続けています。

スポンサーのメリット

今では三陽工業の看板がヴィッセル神戸の本拠地の入場ゲートになっています。社員が試合を見にいったり、小学生を招待させてもらったりと活動をしていますが、こういったスポンサーのメリットはなかなか出にくいのが本音の所です。

なので想いが必要

想いがなければ、スポンサーは継続できないのではないでしょうか。きっと、数多くのスポンサー企業がそんな気持ちになっているのではないかと想像しています。

降格の危機

これまで数回、降格の危機がありました。

残留を果たした時もあれば、降格してしまった時もあります。たまたま、2010年の残留争いの動画を見ました。今監督をしている吉田氏が選手としてゴールを挙げていましたね。最後の7戦負けなしで、残留を果たしたその動画を見ていると、とても熱くなりました。今のヴィッセル神戸はJリーグの中で最も年俸の合計が高いチームです。そして、元〇〇代表というタレント揃い。世界中の人が知っているこのチームもたしかに面白い。でも、それまでのヴィッセル神戸はそんなチームではありませんでした。今の形になって離れていったスポンサーを知っています。どちらの形も良さがあるとは思います。

ただ、成果が出ないと叩かれてしまうのはプロスポーツも経営者も同じことです。先日亡くなった稲盛さんが、サッカーだけは上手くいかないと仰っていたそうです。あれだけの経営者でも、プロスポーツ運営は難しいんですね。そんな京都サンガは先日、ヴィッセル神戸と対戦しています。京都サンガのベンチにはINAMORIと名前の入ったユニフォームがあったそうです。賛否両論ありますが、アビスパ福岡のフェアプレー精神を私は支持します。

様々な面で楽しませてくれる、Jリーグ。

ヴィッセル神戸は降格の危機です。この危機を乗り越えて、また新たな歴史の1ページが刻まれることを心から願っています。勝負事は必ず勝ち、負けが発生します。そんなシビアな状況の中で、残留を決めて欲しい。最後の最後まで目が離せません。最後までヴィッセル神戸を応援します。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!