見出し画像

人生で初めて、私が毎日料理するようになった理由

料理は好きじゃない。

食材の買い出しも、作るのも、後片付けも面倒、
外食する方が確実に美味しいものが楽に食べられる、
と思ってた。

でも

ホットクックでしか料理しない

と決めたら人生で初めて、ほぼ毎日料理するようになった。

ホットクックとは自動調理無水鍋(調理器具)のこと


ホットクックでの料理は苦ではなく、
むしろちびっ子二人を連れての外食より楽かもしれない、と感じている。

でもホットクックとの関係は最初からうまくいったわけではない。

一度お別れしたけど、よりを戻して今がある。

<私とホットクックとの歴史>

20年1月、マツコの知らない世界でホットクックを知り、
悩みながらも勢いで購入。
付属のレシピを見ながら、最初は週に数回使っていたけど、徐々に出番が減り、半年ほどで全く使わなくなって放置。
その後邪魔になって実家に進呈。
最近ワーママはるさんのvoicyを聴き始めた影響でホットクック熱が再熱し、悩んだ末に再購入。
結果として、使わない日はない、というくらい大活躍している。

1年前は全く使いこなせなかったのに、今は欠かせないものになっている理由を挙げてみると、

①1週間のメニューと食材の買い物を仕組み化した

②ワンアクションで料理に取り掛かれるように、ホットクックの定位置を作った

③付属のレシピは無視して、勝間さん、ワーママはるさんのレシピに従うようにした


この三点が効いている。

①メニューと買い物を仕組み化


週1回、木曜日の朝に生協が届くので、それを軸にメニューを組み立て始めた。

木〜日は生協品で、
月曜日に近所のスーパーで買い足し、
月〜水は生協品の残り+買い足し品で作る、と決めた。

そうしてできたメニューがこちら。
これらは全部ホットクックで作るメニュー。

木 炒め物(ブレイズ)(豚or鶏)
金 蒸しブロッコリー、茹で卵 +残り物
土 カレーorシチュー
日 炒め物(ブレイズ)(ひき肉) 
月 ポトフorミネストローネ(ウインナー&鶏)
火 蒸しかぼちゃorさつまいも 、蒸し小松菜or青梗菜 +残り物
水 味噌汁(野菜の残りを全部入れる)

あとはベビーリーフ、アボカド、トマト等のサラダ、納豆、豆腐、もずく、キムチなど、調理不要なおかずを添えるだけ。

これらに必要な食材をリストアップ。

生協(木曜日)
牛乳、卵、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、大根、キノコセット、ブロッコリー、ベビーリーフ、トマト(なす、パプリカ、さつまいも)
ウインナーorハム、鶏もも肉or豚肉、納豆、豆腐、もずく、キムチ

近所のスーパー(月曜日)
かぼちゃ、アボカド(直接見て選びたい)
小松菜or青梗菜、ベビーリーフ(鮮度的にまとめ買いは難しい)


これでレシピと買い出しの仕組み化完了。

生協はアプリを使って、配送の1週間前までに注文する。

今冷蔵庫にあるもの、今週来る予定のもの、来週作りたいメニュー、来週の予定、を考えながら、来週の食材を注文するのは地味に大変だった。
注文しすぎて冷凍庫がパンパンになったり、逆に少なすぎて追加で買い出しが必要になったり。

メニューを固定したら、必要な食材も固定される。

その食材をお気に入り登録しておけば、自動的にカゴに入れてくれるので、注文にかかる時間や思考力がかなり減った。
あとは定番品以外で目ぼしいものがないかをサッとチェックすればいいだけ。

メニュー作りのポイントは3つ

1)残り物消化デーを作る
我が家は夫が家で食べない日も多いし、子供も小さいので、一食で食べ切ることはほぼないので、残り物を消化する日(金曜と火曜)を作った。
この日に食べればいいと思えば同じものを食べ続ける必要がないので、飽きにくい。
さらに、残り物消化デーは野菜を蒸すだけで料理終了なので楽。

2)具材は細かく決めない
炒め物、シチューやカレー、スープ、味噌汁と、味付けや料理の仕方は決めていても、具材は決めていないので、その時の気分で入れたいものを入れる。
具材が違えば味に変化が出て、飽きることがなさそう。
水曜日は残っている野菜やキノコを全部入れた味噌汁。
これで冷蔵庫はほぼ空っぽになり、スッキリした気持ちで木曜日の朝(生協が来る日)を迎えられる。

3)凝ったメニューは作らない。
使いまわしにくい食材を使ったメニュー(エスニック等)や
ホットクックでは作れない(作っても美味しくない)メニュー(揚げ物や煮魚等)は、外食時に食べればいい、と割り切る。

曜日ごとにメニューは決まっている
各メニューに必要な食材は家にある
手が空いた時間に食材を切って、ホットクックに入れる
食べたい時間にタイマーをセットしておく

それだけで、(私が適当に鍋で作るよりも)確実に美味しいものが出来上がる。

②定位置を作った

三口コンロの一つを潰し、ホットクックの定位置を作り、電源コードはコンセントにさしっぱなしにして、
いつでもスタンバイOKの状態にした。


専用の台を買おうかとも思ったけど、使っていなかったまな板を置いたらいい感じになった。

以前は、ホットクックは電子レンジの上に置いてあり、使う度に移動してくる必要があった。

作業台(ダイニングテーブル)を片付ける
→作業台の上にホットクックを持ってくる
→電源コードをコンセントにつなぐ

という作業が毎回必要だったのが、

私さえその気になればいつでも料理を始められますよ

という状態になった。

いつでも始められるとなると、

時間空いてるし、今のうちにやっとくか

となりやすい。

料理好きではない私にとっては、料理に対する心理的ハードルを下げることに貢献してくれている。

ちなみに、コンロを一口潰しても全く支障なし。
ホットクック頼りまくりの今、コンロを使うのはパスタを茹でる時と、目玉焼きを焼く時くらい。
むしろコンロは二口もいらない、一口でいいから作業台をもっと広くしたい。

③付属のレシピは無視して、勝間さん、ワーママはるさんのレシピに従う

以前はホットクックの付属のレシピに従って作っていた。

でもワーママはるさん(勝間さん)が

付属レシピは無視!
総重量に対して塩分0.6%(私の好みは0.5%)、野菜は蒸す

という方法を紹介されているのを知り、その通りにしたら簡単なのに、かなり美味しい。
少なくとも私が鍋やフライパンでなんとなく、適当に作るより、確実に美味しい。

以前はかぼちゃは煮ていたけど、蒸したかぼちゃは何も味付けしなくても美味しい。さつまいもも同様。
ブロッコリーや小松菜も茹でるより蒸す方が断然美味しいし楽。
かぼちゃやさつまいもは10分、ブロッコリーは3分、葉物野菜は1分蒸すだけ。
時短になるし、洗い物も少ない。

野菜は蒸す方が圧倒的に美味しいし楽、しかも栄養素が逃げないから体にもいい。
この方法を料理するようになって、確実に野菜を食べる量が増えた。

このように今のところホットクックとの関係はすこぶる順調。

娘の離乳食がもうすぐ始まるので、それによってまたメニューや食材のアップデートが必要になるかもしれないけど、もう前の鍋やフライパンで料理する暮らしには戻らない、いや戻れない気がする。

洗濯機なしでは洗濯できないのと一緒で
ホットクックなしでは料理できない体質になってしまった。

文明の利器は恐ろしい。でも素晴らしい。

参考文献

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?