短編小説 小人との対話 ~虫の命と私の命と~
小人さんは今回、考え込みました。
そして言いました。
「オレは、何もしてやれねえんだ」と。何も言うこともない、することもない、どうしてオレはここに来ることになったのだ、そのように考え込んだのです。
いつもの、辛辣な小人さんはどこにもいません。一体どうしたのでしょうか。
でも、小人さんと対話したどこぞのお方は幸せそうでした。
短編8話分纏まった『小人との対話』は、こちらです。
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辛辣な小人さん、またいつか会えるかしら…
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虫の命と私の命と
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8,395字
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