短編小説 小人との対話~ホンモノ~
この、『短編小説 小人との対話~ホンモノ~』は、『短編小説 小人との対話』続きです。続きと言っても、一話完結なのですが、その一話一話で繋がっているものもあり、今回は、Deep loVeの回との繋がりがあります。
もう、前回まででひとまとめにしてしまったので、また単体でアップします。
『短編小説 小人との対話』は、こちら ↓
https://note.com/santih_ka/n/n58d859fa8976
ホンモノ
「どうしたんだ、ぼぉっとして」
どこか遠くで声が聴こえた気がした。
聴いたことのあるような、懐かしいような、思い出せそうでなかなか思い出せない。
幻聴だろうか。
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11,424字
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